Subdecayから様々な波形、ステレオパンニング、シーケンスをタップテンポでコントロールするだけで、シンプルに複雑なトレモロサウンドを実現するエフェクターのTremCoderが発売されます。
TremCoderは、11タイプのサブディビジョンを設定できるタップテンポ、9タイプのLFOシェイプ、22タイプのシーケンス、デジタルプロセッサーによるハイクオリティなサウンドを備えているようです。また、ARM Coretex M4デジタルプロセッサーとハイスピードアナログスイッチを組み合わせたステレオエフェクトであり、アウトプットジャックはTRS端子を使用することでステレオアウトとなるようです。そして、セカンダリアウトプットはモノラルアウトの反転となるようです。
TremCoderにはフットスイッチが1つしかありませんが、1つのフットスイッチで快適にタップテンポとエフェクトON/OFFを切り替えることができるようです。エフェクトOFF時にフットスイッチを押すとタップテンポ受付モードとなるようです。そして、そのまま2回目のタップでエフェクトがONになり、同時に2回のタップ間のテンポが設定されるようです。つまり、スイッチを2回タップするだけでタップテンポとエフェクトのONが可能ということです。さらに、タップテンポは5回まで受付けるようなので、エフェクトON後に微調整も可能のようです。また、エフェクトON後に2秒以上スイッチを押さなければタップテンポ受付が終了し、次にスイッチを押すとエフェクトがOFFになるようです。
Subdecayからシンプルな操作系で多彩なサウンドを作るトレモロが出ますね。トレモロを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
TremCoderについてはこちらを参照してください。
