Prescription Electronicsから1970年代を代表するオクターブファズペダルであり、ヘンドリクスを象徴するサウンドを元に制作されたオクターブファズのExperienceが発売されます。
Prescription Electronics Inc.
experience
新製品です。
図太いファズ・トーン|鋭いオクターブ音に加え、サイケっぽさ全開のスウェルを装備したペダルです。https://t.co/2cZnj7MNCx pic.twitter.com/udpO9TJ8WV— NihonElectroHarmonix (@NihonEH) December 26, 2019
ExperienceのコントロールノブはVol、Tone、Sustain、Swellの4つで、Vol、Tone、Sustainは全てのモードで動作しますが、SwellはSwellモードでのみ有効となるようです。
Volは、ブースト、カット、ユニティなどエフェクトの音量を調整し、最大に設定するとノーマルボリュームの約3倍の音量になるようです。
Toneは、低域、または高域のトーンブーストを行い、最小に設定するとベースブースト、最大に設定するとトレブルブーストとなるようです。
Sustainは、ファズの歪みの強さ、サステインの長さを調整し、最小に設定するとナチュラルスピーカーディストーションとなり、コントロールを上げていくと音はより重く、オーバードライブライクに変わりエアプレーンやダイブボムなどの効果音的な使い方も可能となるようです。
Swellは、Swellモードでの音量を調整するようです。
Experienceのフットスイッチは、 Fuzz、Octave、Swellの3つのようです。
Fuzzフットスイッチは、エフェクトのON/OFFを切り替えるバイパススイッチで、OctaveとSwellの設定はFuzzがOFF時にも行えるようです。 また、内部スイッチでトゥルーバイパスとバッファードバイパスを切り替えることができるようです。
Octaveフットスイッチは、ファズにオクターブアップを加えるようです。クラシックなオクターブファズのトーンとなるため、単音で使用することを推奨しているようです。また、より明瞭なオクターブアップトーンを作るにはフロントピックアップでギターのToneを絞ることを推奨するようです。
Swellフットスイッチは、SwellモードのON/OFFを切り替えるようです。SwellモードはOctaveがON時にのみ切り替えることができ、OctaveがOFF時にはSwellモードにはならないようです。つまり、Swellモードの音を聴くには、すべてのフットスイッチがONになっている必要があるようです。また、このモードをONにする際には、各ノブをSwellモード専用のセッティングにしておくことを推奨するようです。特にFuzzとOctaveモード向けのセッティングのままだとアンプや聴覚にダメージを与えることがあるようです。
ExperienceはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプター、9V電池で動作するようです。そして、ケーブルが接続されると電池が消費されるので、使用しないときにはケーブルを抜いて保管してくださいとのことです。
Prescription Electronicsから1970年代を代表するオクターブファズを元に制作されたエフェクターが出ますね。オクターブファズを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Experienceについてはこちらを参照してください。