CAJからフルアイソレートパワーサプライのDC･DC StationとDC出力を5系統に分岐する電源ハブのHUB-6 ver.IIが発売されます。
DC･DC Stationは、世界各地で使用できるユニバーサル電圧(100-240v)に対応したスイッチング方式電源アダプターを使用した高出力フルアイソレートパワーサプライで、供給電圧をモニターするデジタルボルテージメーター、高出力の500mAポート、最大電流容量2Aに加えもう1台のDC･DC Stationを接続してポートを拡張する “LINK” 機能の搭載しており、AC/DC Stationから大幅にパワーアップしているようです。
DC･DC Stationに採用されているスイッチング方式電源は、トランスを使用したリニア方式と比較すると高能率で発熱も少なく軽量であるというまさに “電源革命” と称されるシステムのようですが、直流電圧の生成に超高速スイッチングを使用する事によりノイズが発生するため、音響機器や医療機器への使用は敬遠されていたようです。しかし、ハイゲインアンプに接続されるギター用エフェクターへの電源供給を前提にデザインされたフィルター回路により、スイッチング電源特有のパルスノイズを限界まで低減させたほか、全ての出力ポートをアイソレートすることにより、ノイズの発生原因となるデジタルエフェクターとアナログエフェクターへの同時電源供給とコンバートケーブルを使用したセンタープラスエフェクターへの同時電源供給を可能にしたようです。
HUB-6 ver.IIは、パワーサプライや電源アダプターのDC出力を5系統に分岐するDCジャックのパラレルジャンクションボックスとデジタル電圧計をカップリングした電源ハブのようです。また、エフェクトペダルに電源を分配するだけでなく、電圧状態のモニタリングを可能にしたユーティリティデバイスで、電圧低下をモニターすることによって、パワーサプライのDC電圧を分岐した場合に発生しやすい過電流によるトラブルを未然に防ぐことができるようです。
CAJからフルアイソレートパワーサプライとDC出力を5系統に分岐する電源ハブが出ますね。パワーサプライや電源ハブを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
DC･DC Stationについてはこちらを、HUB-6 ver.IIについてはこちらを参照してください。
