デンマークが世界に誇るアナログペダルエフェクトの老舗ブランドCARL MARTINからアコースティックギター用マルチエフェクトペダルのAcoustic GIGが発売されます。
アコギ専用マルチエフェクトペダル、Acoustic GIG。
Carl Martin から今週末発売開始!https://t.co/e5J6ZWJOJb— 株式会社フックアップ (@HookUp_Official) February 26, 2020
アコースティックギター用のQuattroともいうべきAcoustic GIGは、シンプルながら必要最低限なエフェクトをまとめたマルチエフェクトペダルのようです。まず、CARL MARTINが誇るロングセラーモデルCompressor/Limiter
の回路を移植したコンプレッサーセクションが、エフェクトチェーンのはじめに搭載されており、シンプルなコントロールながら、メリハリのあるアコースティックギターのサウンドをつくり上げるようです。
次に、搭載されたエコーセクションは、ビンテージスタイルのテープエコーのサウンドを実現するようです。そして、タップテンポフットスイッチでディレイタイムを設定できる他、ユニークな「付点8分音符」スイッチを押すことで、少し変わったニュアンスのエコーも得られるようです。
続いて搭載されたリバーブセクションは、アナログとデジタルのハイブリッド仕様によるビンテージスタイルの暖かみのあるサウンドで、アコースティックギターを艶やかに美しく仕上げるようです。そして、ノブの設定を大きくしていくとモジュレーション効果が加わるようになっているようです。
リバーブセクションの後ろに搭載されたブーストは、クリーンに15dBのゲインを付加するようです。例えば、ソロのときに音質変えずに音量をアップでき、ピエゾピックアップを使用しても「暴れた様な」サウンドにはならないようです。
最後に、3バンド仕様のセミパラメトリックEQセクションがあり、CARL MARTINの人気のモデル3 Band Parametric Pre-Ampをそのまま移植し、ギターのトーンをシェイプアップするようです。
ブースターセクションとEQセクションの間には、チェーンにエフェクトを追加できるセンド/リターンを装備し、そのエフェクトに電源も供給できるように予備DCアウトをリアに搭載したようです。その他、フィードバック回避に有効なフェイズスイッチ、全体の出力をオフにするミュートスイッチ、そのミュートスイッチと連動するチューナー、グランドリフトスイッチ付きのバランス DI アウトなど、素晴らしいアコースティックギターサウンドをつくり上げるための必要かつ充分な機能を網羅しているようです。
CARL MARTINからアコースティックギター用マルチエフェクトペダルが出ますね。アコギ用のエフェクターを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Acoustic GIGについてはこちらを参照してください。