Old Blood Noise Endeavorsから2つのパラレルエフェクトループとクリーンサウンドを自由にミックスし、フットスイッチでそれぞれの出力を切り替えることのできる独創的な2エフェクトループスイッチャーのSignal Blenderが発売されます。
Signal Blenderは、2つのエフェクトループとクリーントーンはそれぞれボリュームをノブでコントロールでき、ミックスバランスを自由に調整できるようです。また、A、B、CLEANそれぞれのフットスイッチで、各出力をON/OFFすることができ、すべての出力をOFFにするとトゥルーバイパスとなるようです。さらに、A、BのエフェクトループにはそれぞれΦボタンがあり、それぞれのSENDから出力されるシグナルの位相を反転することができるため、ミックスの際に音が消えてしまう、小さくなってしまう際にはこのボタンを押すとよいようです。
Signal Blenderで歪み系と空間系をパラレルでかけてミックスすれば、歪みのうしろにクリーンな空間系を組み合わせることができるようです。例えば、Dark StarのようなPADリバーブをかけながらHAUNTファズのリフを刻むような使い方も可能のようです。さらに、そこにクリーントーンをミックスすることもできるようです。
Signal BlenderのインプットとA、BのReturn端子を使用すれば、3つの入力をミックスするミキサーとして使うことも可能のようです。また、インプットシグナルはA、B、CLEANとして分岐されるので、A、BのSENDとOUTPUT端子を使用すれば、1つのシグナルを3つに分岐することができるようです。さらに、CLEANのみを使用し、ボリュームを事前に設定しておけば、フットスイッチでボリュームを切り替えることができるようです。
Signal Blenderは、外部エフェクターに電源を供給する9Vアウトプットを搭載しているようです。そして、Signal Blenderに供給される電源により、出力できる電流容量は異なるようです。また、Signal BlenderはスタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動し、本体の消費電流は31mAのようです。
Old Blood Noise Endeavorsから独創的な2エフェクトループスイッチャーが出ますね。興味のある人は検討してみてはいかがでしょうか。
Signal Blenderについてはこちらを参照してください。