VOXから新真空管Nutubeを搭載したエフェクターのVALVENERGYシリーズが発売されます。
ラインナップは、60年代に開発され、そのチャイミーでエッジの効いたアイコニックなサウンドで60年、70年代から現代の音楽シーンまで幅広く使用されているVOX AC30のサウンドが得られるMYSTIC EDGE、
80年代以降のハードロックのジャンルで多用されたパワフルなスタックアンプのサウンドが得られるCOPPERHEAD DRIVE、
現代の音楽シーンに欠かせないハイゲインサウンドが得られ、4つのトーンコントロールを搭載し、リフに最適な高低音を強調したエッジのあるサウンドからリードに適した厚みのあるサウンドまで多彩な表現が可能なCUTTING EDGE、
伝説的なブティックアンプのサウンドが得られ、暖かみのあるクリーンからブルージーなフレーズに最適なオーバードライブまでをカバーし、ピッキングによる繊細なニュアンスもパーフェクトに表現し、VALVENERGYシリーズの中でも特に真空管アンプらしいコンプレッションが特長のSILK DRIVEのようです。
VOXは、従来の真空管を使用した伝統的なチューブアンプの開発だけでなく、新真空管Nutubeを使用した革新的なギターアンプにも力を入れてきたようです。そして、 これらのアンプを開発するにあたって培われた技術を使いVALVENERGYシリーズを開発したようです。
VALVENERGYシリーズには、コルグとノリタケ伊勢電子の共同開発により誕生した革新的とも言えるNutubeを搭載しており、真空管アンプがもつレスポンス、豊かな倍音成分、音圧感という特長をもっているようです。また、9Vの電源電圧を15Vに昇圧し、すべてのアナログ回路を駆動させているようです。これによって十分なゲインとヘッドルームが確保され、よりダイナミックなサウンドが得られるようです。
VALVENERGYシリーズは、ペダルを使用する用途に応じてモードを切り換えることができるようです。モードは、標準的なペダル同様にギターアンプのインプット端子に接続するSTANDARD、プリアンプ信号を出力してアンプのリターン端子やパワーアンプの入力に接続するPREAMP、独自に設計されたキャビネットシミュレーターを搭載してミキサーやDAWに接続するCAB-SIMの3つのようです。また、各ペダルにあるLINK端子を市販のミニフォーンケーブルで接続すると1つをオンにすると片方がバイパスになり、ギターアンプのチャンネル切り替えのように使用でき、Y字のミニフォーンケーブルがあれば3台をリンクすることも可能のようです。さらに、コントラストの高いOLEDディスプレイを搭載し、ノブの設定によってどのように波形が変化するかを視覚的に確認できるようです。
VOXからNutubeを搭載したエフェクターが出ますね。歪みエフェクターを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
VALVENERGYシリーズについてはこちらを参照してください。