Catalinbread Fuzzrite Germanium登場!Mosrite Fuzzriteの最初期のゲルマニウムバージョンを再現!
Catalinbreadから、Mosrite Fuzzriteの最初期のゲルマニウムバージョンを再現した「Fuzzrite Germanium」が発売されます。
Mosrite Fuzzriteについて
1966~1968年にかけて、Mosriteが製造したファズペダルのFuzzriteには、2つの異なる回路のバージョンがあったようです。
そのうち、ゲルマニウムトランジスタを使用したバージョンは圧倒的に希少で、オリジナルペダルをデザインしたEd Sannerは250個程度が出荷されたと推定しているようです。
その後、シリコントランジスタバージョンに変更されたようです。
そして、Iron Butterflyの“In-A-Gada-Da-Vida”、Strawberry Alarm Clockの“Incence and Peppermints”は、MosriteのFuzzriteを使用したとして有名ですが、これらはシリコンバージョンに変更される前にレコーディングされたようです。
また、Catalinbreadではこのゲルマニウムバージョンを自由に使用する機会を得て、ベンチマークとしながら、さらにモダンモードを加えてこのサウンドを再現したFuzzrite Germaniumを制作したようです。
Fuzzrite Germaniumについて
Fuzzrite Germaniumは、60年代の回路を忠実に再現し、スプラットで生々しく、堂々たる音色を作り、v/mスイッチをモダンモードに選択すれば、現代的なリグに合わせてローエンドを強化するようです。
そして、ギター側のVolumeコントロールでもゲインをコントロールすることができ、たった2つのノブしか無いシンプルなペダルでありながら、ピッキングやプレイスタイル、セッティングなどによって様々な表情を見せるようです。
さらに、ベースで使用しても効果的なようです。
また、極性インバータICを使用することによって、オリジナルと同じNOS PNPゲルマニウム半導体をスタンダードな電源で駆動することができるようです。
コントロール
コントロールは以下のようです。
volume | 音量を調整。 |
depth | 歪みの強さと音の明るさを調整。 depthを高めれば密度の高い音が飛び出し、下げればのダークでクリアな美しいトーンになる。 depthを下げた時の音と高くしてギターのVolumeを下げた時の音は違う。 |
v/m | 当時のトーンを再現するヴィンテージモード(v)と現代的なモダンモード(m)を切り替える。 |
まとめ
- Mosrite Fuzzriteの最初期のゲルマニウムバージョンを再現
- 60年代の回路を忠実に再現し、スプラットで生々しく、堂々たる音色を作る
- モダンモードに選択すれば、現代的なリグに合わせてローエンドを強化
- ギター側のVolumeでもゲインをコントロールすることができる
Catalinbreadから、Mosrite Fuzzriteの最初期のゲルマニウムバージョンを再現したエフェクターが出ますね。
ゲルマニウムバージョンのMosrite Fuzzriteを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Fuzzrite Germaniumについてはこちらを参照してください。
ECサイトで探す
Fuzzrite Germaniumは、以下のECサイトで探せます。