Mattoverse Electronicsからアナログキックを作り、サウンドにミックスすることのできる独創的なキックジェネレータのAnalog Kick Drum MKIIが発売されます。
Analog Kick Drum MKIIは、入力されたシグナルには影響を与えず、フットスイッチを踏んだときにクラシックなドラムマシンのような太いキックを加えるようです。そして、フットスイッチだけでなく、CV(0-5V)をトリガーとしてキックを出力することもできるようです。また、スタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動し(消費電流は20mA程度)、電池では使用できないようです。
Analog Kick Drum MKIIは、本物のドラムマシンを使ったキックのようにベースアンプやPAキャビネット、サブウーファーなどの15インチスピーカーを使うとより迫力のトーンを作ることができますが、ギターアンプでも扱いやすいように設計されているようです。そして、ベースやシンセだけでなく、ギターとギターアンプの間に接続することで、ギタートーンにキックを加えて使うこともできるようです。また、楽器を接続せず、純粋にキックだけを作るキックジェネレータとして使うこともでき、インプットにプラグを接続するとそこから入力されたシグナルはバッファを通り、Analog Kick Drum MKIIで生成されたキックをミックスして出力されるようです。
Analog Kick Drum MKIIの入出力端子は、Input、Trigger Input、Outputのようです。
Inputは、右側面にあるジャックで、ハイインピーダンスバッファードオーディオパススルーであり、入力されたシグナルにバッファをかけて出力するようです。
Trigger Inputは、本体のスイッチではなくトリガーによりキックを生成する際に使用するようです。そして、CV(0-5V)のトリガーパルスに合わせてキックを生成するようです。また、トップマウントのミニジャックのようです。
Outputは、左側面にあるジャックで、アンプやミキサーへの出力端子のようです。そして、シグナルはキックとInputに接続したオーディオシグナルをミックスするようです。特に、ベースキャビネットやサブウーファーシステムを持つPAなどのラージスピーカーで最高のパフォーマンスを発揮するようです。また、ギターアンプでも問題なく動作するようですが、ギターアンプの特性により、超低音は再生されないことがあるようです。さらに、このアウトプットはノブの設定によりラウドにすることができるようですが、出力を大きくしすぎるとスピーカーを壊すことがあるようです。
Analog Kick Drum MKIIのコントロールは、踏むとキックドラムサウンドを出力するフットスイッチ、時計回りでキックドラムサウンドの音量を上げることができるVOL、時計回りでキックドラムサウンドに歪みを加えるDIST、時計回りでキックドラムサウンドの長さを伸ばすDECAY、時計回りでキックドラムサウンドのピッチが高くなるPITCHのようです。
Mattoverse Electronicsから独創的なキックジェネレータが出ますね。興味のある人は検討してみてはいかがでしょうか。
Analog Kick Drum MKIIについてはこちらを参照してください。
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