所有ギターアンプ紹介その2 Ibanez Troubadour T10
今年のゴールデンウィークにエレアコ用アンプの「Ibanez Troubadour T10(以下、T10)」を購入していました。
僕はこのアンプを中古で税込1,000円という価格で購入しました。
- ライブで使うには厳しいが、家で使う分には十分な音量
- コーラスを搭載しているが、うねりのスピードしかコントロールできない
- リバーブは搭載されていない
概要
T10は、家用の小型エレアコアンプで、出力はおそらく10Wだと思います。
ライブで使うには厳しいですが、家で使う分には十分な音量が出ます。
所有しているエレキ用アンプのVOX AC4TV8(以下、AC4TV8)と比べると音のレンジが広くてノイズも少ないです。
そして、IbanezのサイトにT10のページが無かったため、生産が完了しているものと思われます(取扱説明書はこちらからダウンロードが可能)。
また、購入したT10はアンプ上部の取っ手が壊れているため、持ち運びしにくいです(だから値段が安かった)。
コントロール
コントロールは、 MID SHAPE、HUE、VOLUME、CHORUSスイッチ、SPEEDです。
MID SHAPEとHUE
MID SHAPEは中域の音質をコントロールし、HUEは他のアンプでのTONEで僕は高温寄りにすることが多いです。
これらのEQの効きは悪くないので、少しいじれば狙いに近い音が出せます。
VOLUME
VOLUMEは音量を調整します。
T10の音量は、AC4TV8と比べると小さいです。
これは、エレアコ用とエレキ用という違いや真空管アンプとトランジスタアンプという違いによるものだと思います。
また、VOLUMEを全開にしても音が歪みません。
エレキ用と違って、音が歪まないということはエレアコ用アンプとしては重要です。
この点は良かったです。
CHORUSスイッチとSPEED
CHORUSスイッチをONにすることで、アンプのコーラスを使うことができ、SPEEDでうねりのスピードをコントロールします。
そして、うねりのスピードを速くするとエフェクト音も大きく感じます。
しかし、コーラスに関してはうねりのスピードが遅い状態でエフェクト音大きめにするのが好きなため、うねりのスピードを保ったままエフェクト音を調整できないのが不満です。
これならば、代わりにリバーブがついていてほしかったです。
まとめ
- ライブで使うには厳しいが、家で使う分には十分な音量
- コーラスを搭載しているが、うねりのスピードしかコントロールできない
- リバーブは搭載されていない
不満点はありますが、1,000円という値段でこれだけ使えれば大変満足です。
T10を購入したおかげで家でもエレアコのセッティングが詰められるので購入して良かったです。
家で使うエレアコ用のアンプを探している人は、中古で見つけたときに試奏してみてください。