COOPER FXからディレイ、グラニュラーシンセシス、グリッチ、タイムストレッチ、シグナルフリーズ、マイクロループ、サンプルアンドホールドなどあらゆる要素を包括した新しいスタイルのエフェクトプロセッサーのOUTWARD V2が発売されます。
デジタル処理の果てのロスト・ジェネレーションを体現する、孤高のペダルブランド「COOPER FX」取扱開始!
極小ロット生産で世界中で売切れ状態の”OUTWARD V2”の在庫が現在ございます。
深遠の世界が表現された孤高のアンビエントエフェクト。未知の次元へ。https://t.co/BikEaR1xsI pic.twitter.com/GykVOopJxO
— アンブレラカンパニーGizmoMusic (@gizmomusicjapan) February 14, 2020
OUTWARD V2は、搭載された8つのユニークなモードで音声シグナルの極北を探求し、ノブを捻るたびかつて体験したことのないアトモスフィアが次々に浮かんでは消えていくようです。そして、シグナルをぶつ切りにしてマイクロループさせたり、オクターブでクオンタイズさせてピッチシフトを起こしたり、シグナルを無限にフリーズさせピッチをモジュレーションさせたり、パッドリバーブや逆再生ディレイをブレンドしたり、よりスタンダードなディレイとして使用したりすることもできるようです。また、OUTWARD V2がカバーするエフェクトは広大で、プラグインするたびに違う景色を観ることができ、これらのエフェクトがCOOPER FXにしか成し得ないデジタル処理ならでは独特なテクスチャ、絶妙なLo-Fi感を持って展開されるようです。さらに、4つまでのオンボードプリセット設定、CLOCKコントロール、DRY/WETシグナルレベル調整、タップテンポ、EXPペダル操作、CVコントロール、フル機能のMIDIコントロールに対応しており、ユニークなコンセプトを持ちつつもペダル上は選び抜かれたコントロールのみに制限することで、シンプルな操作性を保ちながら圧倒的なサウンドスケープを自在にクリエイトできるようです。
OUTWARD V2には、シグナルエディットの可能性を探求できる8つのモードが搭載されており、スレッショルドを超える入力でシグナルをフリーズさせるEnvelope、内部LFOでコントロールするLFO、グリッチやスタッター、ランダムなタイムストレッチなどどれも未体験レベルのサウンドメイクを楽しめるようです。また、選択したモードによりノブで操作するパラメーターも変化するため、それぞれのモードで様々な設定を試すことができるようです。そして、一部のパラメーターはオートメーションさせることができ、フィードバックのピッチを上下させることもできるようです。さらに、ALTボタンを使用すれば「裏パラメーター」のコントロールも可能のようです。
FRZフットスイッチを使うとOUTWARD V2のエフェクトをフリーズさせることができ、どんなエフェクト、サウンドでもスイッチを踏んだ瞬間をキャプチャーし引き伸ばすことが可能で、ディレイ系エフェクトの新境地を切り開くようです。そして、スイッチを長押しするとモーメンタリー動作になり、押している間だけシグナルをフリーズし、短い間隔で踏むとディレイのテンポを設定するタップスイッチとして動作するようです。さらに、これら3つの動作をシームレスに切り替える事ができ、ライブパフォーマンスにおいても快適にコントロールができるようです。
CLOCKノブでOUTWARD V2のDSPサンプルレートを操作でき、ペダル内部の処理速度を可変するようなコントロールで、ディレイのキャラクターをローファイ~ハイファイなトーンに無段階に調整できるようです。そして、低い設定時には滲むようなトーンのロールオフに加えてホワイトノイズもブレンドされ、COOPER FXならではの「ロストデジタル」なサウンドを楽しめるようです。さらに、CLOCKは、ディレイフィードバックに対してのテープスピード操作のようにピッチシフトを起こし、ALTボタンでクオンタイズして変わるようにも変更でき、ピッチシフトをハーモナイズして発生させることも可能のようです。
OUTWARD V2は、4つまでのプリセット保存に対応しており、MIDI機能を使えば128までプリセットを拡張できるようです。そして、エフェクト音にのみ適用されるトーンコントロールを搭載し、エフェクトニュアンスの微調整や大きく動かしてサウンドにアクセントを加えたりもできるようです。また、入力シグナルとエフェクト音の音量をそれぞれ独立してコントロールすることができ、原音を僅かにブーストする設定、ドライキル設定も可能のようです。
OUTWARD V2は、全てのノブがエクスプレッションペダルで操作でき、コントロール範囲の指定に加えて、複数のパラメーターの同時操作も可能で、5VのCV(コントロールボルテージ)の操作にも対応しているようです。また、MIDIコントロールを使用すれば、プリセットスロットの拡張に加えてOUTWARD V2を完璧に制御することが可能になるようです。
COOPER FXから新しいスタイルのエフェクトプロセッサーが出ますね。興味のある人は、検討してみてはいかがでしょうか。
OUTWARD V2についてはこちらを参照してください。