Fenderからフジファブリックのデビュー15周年記念モデルとして、山内総一郎さんのシグネチャーモデルSOUICHIRO YAMAUCHI TELECASTER “MAROON”(以下MAROON)が15本限定で販売されます。販売はデジマートのみで、予約受付開始は2019年10月20日(日)正午予定のようです。
MAROONは、Telecaster Thinlineをベースに山内総一郎さんが理想とするハムバッカーサウンドを実現するため、様々なこだわりが詰め込まれたようです。ボディ材には稀少なホンジュラスマホガニーを採用し、2つのfホールからもわかるように、通常のThinlineよりもボディ内空洞部分が多くなっているようです。さらに、フィンガーボードにはブラジリアンローズウッドを採用するなど妥協なきギター本来の「鳴り」への想いが現れているようです。また、セミアコースティックならではのマイルドなサウンドを追求した結果辿り着いたJAZZMASTER BRIDGE WITH BIGSBY VIBRATO TAILPIECEとの組み合わせも相まって、今までになかったFenderサウンドを生み出しているようです。
プレイ面で最も需要なネック部分には厳選されたメイプルを使用し、山内さん本人が所有する54年製のテレキャスターからプロファイリングされたグリップを採用しているようです。また、サウンドの要となるピックアップには、ネック、ブリッジともにティム・ショウがデザインしSHAWBUCKERをセレクトすることで、木材の鳴りを生かしつつもシングルコイルのギターから持ち替えた時にもギャップの少ないサウンドに仕上がっているようです。
ルックス面にも山内さんの強いこだわりが反映されており、彼が高校時代に毎日乗っていたという阪急電鉄からインスパイアされたマルーンカラーのボディには、ネック同様ホワイトのバインディングが取り付けられているようです。そして、ブラックフィニッシュのヘッドストックにホワイトボタンのチューニングペグというFender製のギターでは珍しい仕様も取り入れているようです。また、ニトロセルロースラッカー塗装のこのギターは、独特なルックスと高級感を醸し出しているようです。
Fenderから山内総一郎さんの新たなシグネチャーモデルが出ますね。山内さんにはストラトの印象が強かったので、テレキャスでシグネチャーモデルが出るとは思いませんでした。彼のファンの人や変わったテレキャスを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
MAROONについてはこちらを参照してください。
