BlackstarからJared James NicholsのシグネイチャーヘッドアンプJJN-20RH MKIIとキャビネットのJJN-212VOC MkIIが発売されます。
JJN-20RH MkIIのトーンの心臓部にEL84真空管を採用しており、幅広いボックスには、目をみはるようなレーシンググリーンのTolexと独特なチルトバック機構を用いてJJN-20RH MkIIを魅力的に見せているようです。
JJN-20RH MkIIは、「アメリカン」とクラスA「ブリティッシュ」の2種類のクリーンボイスを内蔵し、フットスイッチで切り替えることができるようです。Voice 1は明るくタイトなトーンとソリッドな低域のレスポンスが特徴で、トーンシェイプは初期にゲインが上がる構造の洗練されたアメリカントーンとレスポンスのようです。そして、Voice2は反応の速い「チャイム」と緩いボトムエンドのレゾナントのブリティッシュトーンで、激しく動かすとミッドレンジのオーバードライブを強調できるようです。また、オーバードライブにも2種類のボイスがあり、トップエンドの不快なフィズ音のないハイゲイントーンのようです。Voice 1は古典的な「ブリティッシュ」なBlackstarのオーバードライブであり、リッチで自然なスーパークランチのゲインを引き出しますが、美しく整えられているようです。そして、Voice 2は大好評を博したHT Venue MkIIのハイゲインにインスパイアされ、このオーバードライブはタイトなレゾナンスのローエンドに加え、ハイエンドにさらなる攻撃性を備えているようです。
一般的な3ウェイのギターEQネットワークやトーンスタック(いわゆるベース、ミドル、トレブル)は、トラディショナルなギターアンプのサウンドを左右する重要な部分であり、クラシックとなったギターアンプでは、その部分に独自の工夫を施してそのアンプ特有のサウンドに仕上げていました。JJN-20RH MKIIにも搭載されているBlackstar独自のISFコントロールは、トーンコントロールネットワークの特性を連続的に調節することで、トラディショナルなギターアンプボイシングのすべてやその中間的なトーンがこれまでにない手法で得られるようです。
JJN-20RH MKIIは、ヴァルヴトーンをそのままレコーディングできる最もシンプルな手段であるUSBオーディオアウトを装備しているようです。また、プロ仕様のXLR DIアウトを装備し、スピーカーエミュレーションされたサウンドを外部機器に送り、練習やレコーディング、ライブなどで使用できるようです。さらに、ギタートーンに特化して設計されたスタジオクォリティのリバーブも搭載しているようです。
JJN-20RH MKIIは、特許取得のダイナミックパワーリダクション回路をベースに、シンプルなスイッチにすることでトーンはそのままに出力だけを2Wに下げることができるようです。そして、EL84のパワー段はハードにドライブしたまま音量だけを小さくできるようです。また、コンパクトなキャビネットのフロント面は3度の角度をつけており、ステージでの視認性やコントロール性が高いチキンヘッドノブは、JJN-20RH MKIIのルックスを迫力あるブティックスタイルに仕立てたようです。さらに、チルトバック機構で音作りのしやすいアングルで設置できるようです。
JJN-212VOC MkIIは、JJN-20RH MkIIヘッドに最適な2×12キャビネットで、Celestion V-TYPEスピーカーとCelestion G12T-75スピーカー
を搭載しているようです。そして、リアパネルを外すとタイトなローエンドのクローズドバックからワイドなミッドレンジのセミオープンバックへ簡単に変えることができるようです。
BlackstarからJared James Nicholsのシグネイチャーアンプが出ますね。彼のファンの人やギターアンプを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
JJN-20RH MKIIとJJN-212VOC MkIIについてはこちらを参照してください。