Ceriatoneから2つのオーバードライブを1台のペダルにまとめた2in1オーバードライブペダルHorse Breakerが発売されます。
Horse Breakerの左側には、Ceriatoneの人気オーバードライブCenturaを、右側にはローゲインで透明なオーバードライブとして人気の高い“BB”オーバードライブ(おそらくブルースブレイカー
)を組み合わせたようです。そして、両サイドのオーバードライブは、すべての回路を正確に再現していおり、実際のヴィンテージペダルを基に解析、比較、測定を徹底的に行ったようです。また、2つのオーバードライブは個別に使うことも、組み合わせて使うことも可能のようです。さらに、2つの重要なスイッチを加えたようです。CenturaサイドにはBufferスイッチがあり、Centuraをバッファードバイパスとトゥルーバイパスで切り替えることができるようです。BBサイドには接続切り替えスイッチがあり、BBとCenturaのどちらを先に接続するかを切り替えることができるようです。
Centuraサイドは、トーンとアンプの可能性をさらに拡げる本来の意味でのオーバードライブペダルのようです。特に、音色に歪みが加わるか加わらないかくらいの絶妙な領域に設定した真空管アンプとの相性は最高のようです。また、クラシックユニットと殆ど変わらない音色を作りますが、Outputの設定をクラシックユニットよりほんの少しだけ高くすることで同等のレベルとなるようです。この違いはポットテーパーによる違いで、フルアップに近づくにつれてその差異は小さくなるようです。そして、Centuraのオリジナル回路はバッファードバイパスで、エフェクトがOFFになってもバッファを通し、トーンに影響を与えるようです。これにより、長いケーブルを引いたり、スイッチャーなどを使用する際にはバッファがあることで音色への影響を軽減することもできるようです。バッファをOFFにするとHorse Breakerはトゥルーバイパスとなるようです。
BBサイドは、もともと同名のアンプである1960年代のKT66真空管を使用した2×12コンボアンプ(おそらくマーシャル1962)の音色を作るために80年代に設計されたオーバードライブを基にしたようです。オリジナルモデル同様、ゲインとボリュームが低めに設定されているようです。現代の多くのオーバードライブやCenturaセクションと比較するとゲインやボリュームを上げても控えめな音色に聞こえるかもしれませんが、それはオリジナルモデルを忠実に再現していることを意味しているようです。例えば、クリッピング直前に設定したオーバードライブや歪むか歪まないかに設定した真空管アンプと組み合わせることで圧倒的なパワーを生み出すようです。また、クリーンブーストとして使用すると複雑で独特の倍音を付加することもできるようです。
Ceriatoneから2in1オーバードライブペダルが出ますね。ケンタウロスやブルースブレイカーを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Horse Breakerについてはこちらを参照してください。
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Ceriatone Horse Breaker / オーバードライブ エフェクター ギター |
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