Gamechanger Audioからテネシー州ナッシュビルにあるレコードレーベルのThird Man Records(ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが代表)がタッグを組んで作られた新しいディストーションのPLASMA Coilが発売されます。
PLASMA Coilは、Gamechanger AudioとThird Man Recordsが作ったPLASMA Pedalの特別バージョンで、ジャック・ホワイトはPLASMA Coilをザ・ラカンターズ最新アルバム「Help Us Stranger
」とそのツアーでも愛用しており、今後のプロジェクトでも登場するようです。
PLASMA Coilの心臓部は、入力信号を「放電させて」歪みを作るGamechanger Audioの革新的な高電圧放電テクノロジーのようです。かのAC/DCは1973年からTシャツに「High Voltage Rock’n’Roll」の文字をプリントしていましたが、PLASMA Pedalは文字通り入力信号を3500ボルトまで増幅できる世界初のペダルとなり、複数のオクターブスタイル回路とラッチ/アンラッチ両方を切り替えられるフットスイッチの追加により、”High Voltage” ディストーションをより高いレベルに引き上げるようです。
PLASMA Coilは入力信号を高電圧プラズマに変換し、キセノン管に放電する革新的なディストーションペダルで、この方法により、非常にクリアでレスポンスが良く、信じられないほどシャープでシズル感のある歪みを楽しむことができるようです。この特許申請中の高電圧放電テクノロジーは天然のノイズゲートとしての役割も果たし、ファズ特有のスタッカートのような音に強烈なコントラストを与え、不要なノイズやピックアップハムも除去するようです。
PLASMA Coilは、演奏を止めるとともにキセノンガスが充填されたチューブが放電を停止し、これとともに信号の出力をゲート(ストップ)するようです。これにより、ピックアップのノイズやミュートしきれなかった弦の鳴りを除去し、1音1音に極限のコントラストが生まれるようです。
PLASMA CoilにはワイドレンジなローおよびハイのEQを搭載しているようです。また、入力された信号を「放電」することで、他のペダルよりも多くのノンリニアハーモニックサチュレーションを生成するようです。そして、非常にリッチでレスポンスの良いアタックを生み出し、動物的でシャープな倍音を響かせるようです。高電圧放電の副産物とも言えるこの倍音は、古典的な増幅回路では決して生まれ得なかったものとも言えるようです。つまり、PLASMA Coilは今までにないディストーションであると言い切れるようです。
Gamechanger AudioからThird Man Recordsとタッグを組んで作られたPLASMA Pedalの特別バージョンが出ますね。ジャック・ホワイトのファンの人やディストーションを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
PLASMA COILについてはこちらを参照してください。
