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REUSS SA-01 Swiss Army Knife登場!CentaurとRATを一体化した2 in 1ペダル!

2022年4月10日

REUSS SA-01 Swiss Army Knife

デンマークでハンドメイド生産しているギターペダルメーカーREUSS(ロイス)から、Klon CentaurとProCo RATのサーキットをコンパクトな筐体に一体化した2 in 1ペダルのSA-01 Swiss Army Knife(以下SA-01)が発売されます。


概要

SA-01は、欧州を中心に評価を上げているアンダース・ロイス氏の高いデザイン能力と卓越したサウンドセンスが、史上最も優れたオーバードライブであるCentaurとディストーションサウンドの代名詞であるRATの回路構成をお互いの特徴を最も引き出せるコンビネーションで融合しているようです。そして、ロイス氏による「有意義なアレンジ」が随所に追加されており、クリッピングダイオードのアレンジメント(germanium/silicon/LED)を切り替えることも可能になっているようです。

Centaurの回路をアップグレード

Centaurの回路設計やそのトーンの微細なニュアンスを大切にしながらも、いくつかの新しいアプローチを追加されており、高域の増幅能力に優れた低スルーレートのオペアンプのペアがロイス氏によって換装されたようです。これは、RATにも使用されているLM308系の特性を持ったオペアンプのようですが、より非対称なクリッピング特性を持っているようです。

Centaur回路のゲルマニウムクリッピングダイオードについては様々な論議があるようですが、SA-01では異なるタイプのビンテージNOSゲルマニウムを選択しているようです。そして、1970年代のアメリカ製のITTブランドのゲルマニウムダイオードとロシア製のゲルマニウムダイオードを異なるクリッピングスレッショルドで配置した事で、非対称なクリッピングキャラクターを生み出し、より力強く際立ったサウンドを得ているようです。

SA-01の内部回路上には、オーバードライブセクション専用のスイッチ(NORMAL/MOD)が設けられており、ロシア製のゲルマニウムダイオードをもう一基回路に追加することができるようです。これによって、クリッピングスレッショルドが約半分となり、歪量をわずかに増すチューニングが可能になるようです。そして、SA-01のオーバードライブセクションでは、Centaurに期待されるサウンドをカバーしながらも、さらにオーガニックで温かいサウンドフレーバーを加えることに成功しているようです。

RATの回路に独自のモードを追加

SA-01のディストーションセクションは、基本的なビンテージRAT回路に忠実で、NOSパーツのLM308オペアンプが使用されていますが、オルタナティブなクリッピングダイオードのコンビネーションを回路上のスイッチで切り替えできるようデザインされているようです。

トータルで6個のダイオード(LED、シリコン、ゲルマニウム)を複雑にミックスすることで得られたサウンドは、立体的で大きな音像を持ち、オーガニックな響きをクリエイトすることができるようです。これは、従来の構成では得られなかったよりオープンでオールマイティなサウンドのようです。また、出荷時には、この「REUSSモード(MOD)」にスイッチを設定して出荷されていますが、「NORMALモード」に設定することでビンテージRAT系のサウンドを再現するようです。

まとめ

  • CentaurとRATを一体化した2 in 1ペダル
  • Centaurの回路をアップグレード
  • RATの回路に独自のモードを追加

REUSSからCentaurとRATを一体化した2 in 1ペダルが出ますね。初めて買ったエフェクターがRAT2なので、このエフェクターは気になります。Reussのハンドメイドエフェクターは毎回限定ロット数でのみ生産されているようなので、欲しい人は早めに購入することをおすすめします。

SA-01についてはこちらを参照してください。