NEMESIS DELAYの後継機SOURCE AUDIO NEMESIS DELAY ADT登場

2023年11月15日

SOURCE AUDIOのディレイペダルNEMESIS DELAYのアップデートバージョンの「NEMESIS DELAY ADT」が発売されます。

NEMESIS DELAY ADTの特徴

計26種類のディレイエンジンを使用可能
最大128のプリセットを呼び出し可能
ドライ信号を完全なアナログ状態のまま出力するアナログ・ドライ・スルーを採用
専用アプリで、本体では操作することができない追加パラメーターを調整可能

1. ディレイエンジン
2. プリセット
3. タップテンポスイッチ
4. 入出力
5. アナログ・ドライ・スルー
6. 専用アプリ
7. ECサイトで探す
8. まとめ

ディレイエンジン

センターセレクターノブからアクセスできる12個のオンボードディレイエンジン、専用アプリケーション「Neuro」を介して追加される14個のディレイエンジンの計26種類のディレイエンジンを使用できるようです。

そして、全てのディレイエンジンは、モノラルおよびステレオで動作し、様々なルーティングモード(Mono-to-Mono、Mono-to-Stereo、External Loopなど)に対応するようです。

ムームードメイン

プリセット

本体操作で最大8つのプリセットを保存・呼び出しでき、MIDIプログラムチェンジ(PC)メッセージで最大128のプリセットを呼び出し可能なようです。

そして、SOURCE AUDIOチームが厳選した合計100個のファクトリープリセットおよびユーザープリセットが、本体に128個あるプリセット領域にあらかじめプリロードされているようです。

タップテンポスイッチ

本体のタップテンポスイッチでディレイタイムをタップ可能なようです。

そして、本体で選択可能なサブディビジョンは、4分音符、付点8分音符、3連符で、専用アプリケーション「Neuro」を介することで最大15種類のサブディビジョンが選択可能なようです。

また、タップテンポスイッチを長押しすることで、長押ししている間だけ連続ループ内のディレイの一部をフリーズできるようです。

ロリポップ

入出力

ステレオ入出力を搭載しており、ドラマチックなステレオピンポンディレイ、ステレオ位相反転を作成、外部エフェクトループ、プリディレイもしくはポストディレイを設定したりできるようです。

そして、5ピンMIDI DIN 入力(MIDI Thru ジャックも含む)またはUSBポートを介して、MIDIプログラムチェンジ(PC)、コンティニュアスコントローラー(CC)、またはMIDIクロックメッセージを送信するようです。

また、外部1/4″TRS(チップ：ホット)フットスイッチを使用してプリセットを切り替えができ、エクスプレッションコントロールをノブの任意の組み合わせに割り当て、それぞれの深さと方向をプログラム可能で、SOURCE AUDIOのDual Expression Pedalおよびサードパーティの1/4″ TRS(チップ：ホット)エクスプレッションペダルと互換性があるようです。

さらに、USBポートを搭載しており、Mac/Windowsに接続し、Neuro Desktop Editorの操作、ファームウェアのアップデート、MIDI コントロールを行えるようです。

アナログ・ドライ・スルー

NEMESIS DELAY ADTの「ADT」は、「アナログ・ドライ・スルー(Analog Dry Through)」の略称のようです。

アナログ・ドライ・スルーは、入力された信号パスをプロセッサーの前段でウェット信号とドライ信号に分割し、ドライ信号をAD/DA変換しない完全な「アナログ」な状態のまま出力するようです。

これによって、100%ピュアで加工されていないアナログ信号のまま、ディレイ音だけを加えることが可能になるようです。

一方で、オリジナル(旧モデル)のNEMESIS DELAYの場合は、「DDT(デジタル・ドライ・スルー)」を採用しており、ドライ信号がデジタル領域でウェット信号とともに処理されるようです。

また、エフェクトがオフの時に、アナログバッファードバイパスまたはリレー式トゥルーバイパスのいずれかを選択できるようです。

専用アプリ

専用アプリケーション「Neuro」を介して、本体では操作することができない追加パラメーターを調整したり、ユーザープリセットを作成・保存・共有したり、本体操作ではアクセスできないディレイエンジンをダウンロードしたりすることができるようです。

そして、Neuro Communityアップロードされているファクトリープリセット、全世界のNEMESISユーザーによって作成されたユーザープリセットも本体にダウンロードすることができるようです。

また、Neuroには、スマホ用の「Neuro Mobile App」とパソコン用の「Neuro Desktop Editor」があり、Neuro Mobile Appは、App Store(iOS)およびGoogle Play(Android)から、Neuro Desktop Editor(Mac/Windows)は、ダウンロードページから無料でダウンロードできるようです。