GEC9がバージョンアップしたMoen GEC9(2nd Edition)が登場
MoenのプログラマブルスイッチャーGEC9が「GEC9(2nd Edition)」にバージョンアップします。
- 6つの直列ループと3つのセパレートループを搭載した高機能プログラマブルスイッチャー
- 5つのプリセットスイッチと20種類のバンク選択が可能
- Mute/Tunerスイッチを踏めば、チューナーアウトからのみ信号が出力される
- ハイクオリティなバッファが組み込まれている
概要
GEC9(2nd Edition)は、6つの直列ループと3つのセパレートループを搭載した高機能なプログラマブルスイッチャーのようです。
そして、5つのプリセットスイッチと20種類のバンク選択が可能で、最大100個までプリセットを保存することができるようです。
また、バンクはディスプレイに表示され、BANK UP、BANK DOWNの2つのスイッチで簡単に目的のバンクを選択でき、プリセットの呼び出しはバンクを選んでプリセットスイッチを押すだけなので、演奏中でもスムーズな切替が可能のようです。
さらに、選択中のプリセットのスイッチを踏むとオールバイパスにすることもできるようです。
プリセット設定
設定したいプリセットをONにした状態で、ディスプレイの横のプログラムキーにて使用するループを選択することによって、視覚的に設定が可能で、現在の設定も一目で把握できるようです。
そして、設定は自動的に保存されるので、プログラム作業に時間を取られることはないようです。
さらに、ステージで使用する際などプリセットの編集を行わない時にはLOCKスイッチをスライドさせることで、プリセットボタンを無効にできるようです。
また、プリセットを編集する時には再びLOCKスイッチを元に戻すだけで良いようです。
セパレートループ
セパレートループは、アンプのチャンネル切替等に使えるラッチスイッチとしても使用可能のようです。
そして、Loop9のアウトプット端子はTRSジャックとなり、Loop8とLoop9で制御する2つのラッチスイッチをステレオケーブルで送信できるようです。
また、TRSケーブルを使用するリモート端子に使用可能のようです。
Mute/Tunerスイッチ
Mute/Tunerスイッチを踏めば、GEC9(2nd Edition)からアンプへの出力がミュートされ、チューナーアウトからのみ信号が出力されるようです。
常にチューナーアウトに信号を出力するタイプのスイッチャーもありますが、GEC9(2nd Edition)のチューナーアウトは完全に独立しているため、チューニングをしたいときにだけチューナーに信号を送ることができ、演奏時にはギターの信号に影響を与えず、チューナーによる音痩せも皆無のようです。
バッファ
ハイクオリティなバッファが組み込まれており、ギターからのケーブルを「BUF」インプットに接続することで、このバッファを有効にすることができるようです。
そして、バイパス時にもハイクオリティなバッファを通すことで、多数のエフェクターや長いケーブルによる音質の変化を抑えることができるようです。
この時、BUF OUTからは常にバッファを通したバイパスシグナルが出力されるようです。
また、「NBUF」インプットにケーブルを接続すれば、バイパス時トゥルーバイパスとなるようです。
サイズ
スイッチャーを導入するとなると非常に大きな場所を取られてしまうイメージがあるかもしれませんが、GEC9(2nd Edition)は43.0(L)X9.5(W)X3.0(H)cmというコンパクトサイズで製作されているようです。
そして、コンパクトと言っても各フットスイッチはMXRペダルと同等の余裕を持って作られているので、フットスイッチの踏み間違いによるトラブルも最小限に抑えられているようです。
まとめ
- 6つの直列ループと3つのセパレートループを搭載した高機能プログラマブルスイッチャー
- 5つのプリセットスイッチと20種類のバンク選択が可能
- Mute/Tunerスイッチを踏めば、チューナーアウトからのみ信号が出力される
- ハイクオリティなバッファが組み込まれている
MoenのGEC9が2nd Editionにバージョンアップしますね。
GEC9を使っている人やプログラマブルスイッチャーを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
GEC9(2nd Edition)についてはこちらを参照してください。