EXTREME GUITAR FORCE SD-9 SUPER登場!Maxon SD-9のチューンナップモデル!
概要
長野のギターショップEXCELのオリジナルブランドEXTREME GUITAR FORCEから、Maxon SD-9のチューンナップモデル「SD-9 SUPER」が発売されます。
チューンナップの素体Maxon SD-9は、長野県松本市のMaxon(日伸音波製作所)の製品で、TS808/OD808と並ぶ世界的にロングセールスを記録するディストーションエフェクターです。
今回のSD-9 SUPERは、Maxon TS808/OD808など数多くのエフェクターを開発設計を行ったエンジニア田村 進さんが手作業で自ら選定した約10点のパーツを使い、基板上のパターン変更やTONEポットの改良を行うなどのチューンナップをしているようです。
サウンドテストは、耳での判断はもちろんのこと、AP(audio precision)による測定検査も1台ずつ行っているようです。そして、APによる測定によって、レベルも周波数も倍音の出方も全て製品の意図する部分と合致した合格点に達した物を「販売品」として検品しており、単に音が出たからOKではないそうです。
市販モデルとの違い
SD-9 SUPERは、市販モデルのノーマルとはもちろん、各社モディファイ品として発売しているTone回路を変更した物とも違うようです。市販モデルの様な扱いにくさ(低域がカットされる)はなく、他社モディファイ品などに比べても、可変範囲とカーブをなだらかにして、絞る〜開くセッティングをやり易く設計(チューンナップ)しているようです。
「ボリューム量でギターサウンドの最もいい部分であるミドルを損なわない」本体単体での歪みとしてはもちろん、Scott Henderson,M.Landauの様にシングルコイルとボリューム量で作る音作りや音量やピッキングニュアンスで作るアンプっぽい使い方にも対応するようです。
「ONにした瞬間にLoが欠けてしまう様なことはなく、トーンは分厚く、5-6弦までしっかりと歪む」ダイナミックレンジとサウンドクオリティについては、ノーマルのSD-9と比較すると最も違いが感じられる部分だそうです。また、市販モデルより15〜20%のGAINがアップしているようです。
まとめ
- Maxonで開発設計を行った田村さんがチューンナップ
- 耳での判断はもちろんのこと、AP(audio precision)による測定検査も1台ずつ行っている
- Toneの可変範囲とカーブをなだらかにして、絞る〜開くセッティングをやり易く設計
- 市販モデルより15〜20%のGAINがアップ
SD-9のチューンナップモデルモデルが出ますね。しかも、Maxonで開発設計を行った田村さんがチューンナップしているので、かなり気になるモデルです。ぜひとも試奏してみたいです。
SD-9 SUPERについてはこちらを参照してください。