Moody SoundsからタッチセンシティブなオートワウエフェクトのWayが発売されます。
Wayは、2つのパラレルバンドパスフィルタで構成され、クラシックな「A-O-A」タイプの母音以外の母音にも対応しているようです。そして、2つのバンドパスフィルタはトーキングキャラクターをサウンドに加え、2つの中心周波数をToneとVoiceノブでコントロールすることで、E、I、U、Yなどの母音を発声させることもできるようです。
WayにはDOWN/UPノブがあり、スウィープを自在にコントロールでき、上または下方向に最大限にスウィープするだけでなく、少しだけ範囲を抑えるように調整もできるようです。そして、12時位置では2つのトーンコントロールを備えた「半止めワウ」のような音色となるようです。また、ENVELOPEコントロールでギターの音に対してどの程度素早く応答するかを調整でき、VOICEノブで回路のレスポンスと”スピーチ”のセンスのエンハンスや倍音までのスウィープが可能で、RESONANCEを最大にするとよりシャープな音色を作ることもでき、最大から少し下げると穏やかなワウサウンドに近くなるようです。
Wayの人の声のようなサウンドは、音声スペクトル内の2つのバンドパスストップ、「フォルマント」f1とf2で定義されるようです。例えば、f1が240、f2が2400なら「I」、f1が390、f2が2300なら「E」となるようです。
Wayは、内部にトリムポットを備えており、アウトプットレベルはボリュームを微調整し、エンベロープのセンシティビティやエフェクトのレスポンス(Bias/Attack)を調整することができるようです。
Moody Soundsからタッチセンシティブなオートワウが出ますね。オートワウを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Wayについてはこちらを参照してください。
