BOSSから独自の「Tube Logic」を採用し、真空管アンプ特有の音色と弾き心地を再現したギターアンプ「Nextoneシリーズ」の最上位モデルのNextone Specialが発売されます。発売予定日は2020年12月19日(土)のようです。
Nextone Specialは、進化を続けるTube Logicをベースに生み出される真空管アンプサウンドに最新のテクロノジーを融合することで誕生したモダンブティックアンプで、熟練のエンジニアがパーツや素材の選定、スピーカーのレイアウト位置など細部に至るまでこだわり抜いて設計しているようです。そして、Tube Logicにより真空管アンプの各セクションで起きる相互作用を実際に発生させることで、躍動感のある真空管アンプサウンドを実現したようです。また、スピーカーには新開発の12インチカスタムWAZAスピーカーを採用し、1960年代から愛され続けている美しいブルーベルサウンドと高い耐久性を備えることでアンプと抜群のコンビネーションを生み出すようです。
Nextoneシリーズは、革新的なアナログパワーアンプ設計と6V6、6L6
、EL84
、EL34
の4タイプより選択可能なアナログクラスABサーキットを採用しているようです。そして、Nextone Specialでは、このパワーアンプセクションがさらに洗練され、次世代のアンプへと進化を遂げたようです。強化されたリアクティブドライブ回路は、パワーサプライやスピーカーを中心に発生する相互作用を生々しく再現しており、パワーアンプのタイプを変更するとそれに呼応してアンプ全体の振る舞いも変化するようです。この生きものの様な複雑な挙動を再現することにより、サウンドはもちろんのこと、レスポンスの変化を指先で感じることができるレベルにまで到達したようです。また、パワーアンプセクションのCUSTOM TUNEノブを使用すれば、トーンスタックではコントロールできない高域と低域の調節も行うことができ、Nextone専用エディターを使用することで、緻密な調節も可能のようです。さらに、POWER CONTROL機能により、ステージのサイズに左右されず、アンプのスイートスポットを常に最適な音量で鳴らすことができるようです。
Nextone SpecialはCLEAN/LEADの2チャンネル構成で、今までにない緻密なセットアップが可能のようです。そして、各チャンネルのトーンスタックは、BRITISH/AMERICANから好みのタイプを選択でき、内蔵エフェクトやパワーアンプのセットアップも独立して行うことが可能で、マスタービルダーが行う様なディープなチューニングも自らの手で簡単に行えるようです。また、CLEANチャンネルに音量不足を感じた際は、EXTRA HEAD ROOMスイッチをONにするだけで、アンサンブルに埋もれない迫力のサウンドを実現し、SOLOスイッチを用いれば、設定した音量にブーストが可能のようです。さらに、3つまで保存が可能なTONE SETTINGにより、お気に入りのセッティングをいつでも呼び出して演奏できるようです。
多くのギタリストが真空管アンプのサウンドとフィーリングを愛して止まないですが、その重量や繊細な構造から運搬は容易ではなく、最高のサウンドを保つためには定期的なメンテナンスも必須です。しかし、Nextone Specialは、これらの手間をかけずに理想的な真空管サウンドを得られ、真空管アンプより移動がスムーズに行え、常に最高のサウンドで思い切り演奏に集中できるようです。さらに、Nextone Specialのリアパネルは、現代のパフォーマンスや楽曲作成に最適な入出力を搭載しており、BOSSの多機能なGA-FCフットコントローラー、BOSSのスタンダードなフットスイッチFSシリーズ
やMIDIによる遠隔操作も可能のようです。他にもエフェクトループやPAへサウンドをダイレクトに出力するためのXLR、標準端子のアウトプットも搭載しているようです。また、キャビネットシミュレートは、AIR FEELノブで3種類のマイクセッティングから選択可能で、ヘッドホン/レコーディング出力やUSBを用いれば、音を出せない環境での練習やレコーディングもできるようです。そして、USBは専用エディターとの通信にも使用でき、外部スピーカーのための端子も搭載し、16オームのキャビネットを2台まで接続可能のようです。
BOSSからNextoneシリーズの最上位モデルが出ますね。ギターアンプを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。