RHシリーズ第2弾のHISTORY RH-LS、RH-SG、RH-SA登場!
HISTORYから、RH(RUGGED-HISTORY)シリーズの第2弾が発売されます。ラインナップは、レスポールタイプのRH-LS、SGタイプのRH-SG、335タイプのセミアコのRH-SAのようです。
RHシリーズについて
RUGGEDとは
RUGGED-HISTORYのRUGGED(ラギット)とは英語でいかつい、無骨な、荒削りなという意味で、男らしさや無骨さを意味することが多く、ファッション業界ではリメイクや新品を古着風に手を加えたものを指しているようです。実際に時を経たヴィンテージやユーズドなどとは異なり、あくまで新品をベースに独特な風合いを施してこなれた感じを演出する加工方法のようです。
ハードウェア
RHシリーズは、ヴィンテージのような雰囲気のある質感を出すために、ハードウェアにGOTOH Relic Seriesを採用しているようです。また、GOTOH製パーツだけではなく、HISTORYオリジナルピックアップのニッケルカバーも特注でエイジド加工しているようです。
塗装
トップコートには、ニトロセルロースラッカーを採用したしっとりとした質感、下地は環境の変化から木材を保護するポリ系で仕上げているようです。そして、今回のRugged仕上げでは、さらに手作業で細かな傷を入れることで「ちょっとこなれた感じ」の使用感を出しているようです。
しかし、従来のいわゆるレリックほどのダメージ加工にはしていないようです。その理由として、四季があり縦に長く環境が大きく異なる日本国内で、湿度などでそのサウンドへの影響を出来るだけ受けないように木材を守るという塗装本来の性能を第一としながらこなれた風合いをつけるためのようです。これにより、木地が剝き出しになるような塗装剥がれやひび割れがないため、レリックとは違う仕上げが伝わるようにRuggedというネーミングになっているようです。
THシリーズとの違い
既存のTHシリーズを開発ベースとしながら、これまで「HISTORYの代名詞」ともいわれてきたC.F.S.(サークルフレッティングシステム)とヘリテイジウッドメイプルを採用せずに、ヴィンテージライクな外観と共に極めてオーソドックスなスペックに挑戦したようです。また、明瞭なトーンでエフェクト乗りも良く扱いやすいTHシリーズと比べ、RHシリーズは複雑な倍音成分が増え良い意味で暴れるサウンドになっているようです。
RH-LSについて
RH-LSは、アンティークな印象ながらもオリジナルピックアップによるパワフルなサウンドが魅力で、現代音楽にもマッチするよう設計されているようです。そして、艶を落とした落ち着いた質感や天然のフレイム杢がとても美しいようです。カラーはやや赤みが褪色したオレンジバーストを採用しているようです。
RH-SGについて
RH-SGは、古びた佇まいでも楽器としては新品で、ヴィンテージではやや強度に不安があるマホガニー材のギターも安心して使用できるようです。また、カラーはHOSTORYのレギュラーモデルTH-SGと比較するとやや明るめのチェリーカラーを採用しているようです。そして、ラギット仕上げが、マホガニー材とチェリーカラーをより一層引き立たせているようです。
RH-SAについて
RH-SAは、持った瞬間から、永年の相棒のように馴染む落ち着いた仕上げで、ヴィンテージをイメージしてHOSTORYのレギュラーモデルTH-SAよりもやや明るめのチェリーカラーを採用しているようです。そして、335タイプのデザイン、ラギット仕上げ、チェリーカラーがよくマッチしているモデルのようです。
まとめ
- 新品をベースに独特な風合いを施してこなれた感じを演出する加工を施している
- ラインナップはレスポールタイプのRH-LS、SGタイプのRH-SG、335タイプのセミアコのRH-SA
- ヴィンテージのような雰囲気のある質感を出すためにハードウェアにGOTOH Relic Seriesを採用
- レリックほどのダメージ加工にはしていない
HISTORYからRHシリーズ第2弾が出ますね。ピカピカの新品じゃなければ嫌だという人でなければ、検討してみてはいかがでしょうか。
今回のRHシリーズについてはこちらを参照してください。