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Headway45周年記念モデルのアコースティックギターが登場

2023年12月3日

Headway 2022 HD-531 SF,S-ESV/ATB、2022 HF-531 SF,S-ESV/ATB
上が2022 HD-531 SF,S-ESV/ATBで、下が2022 HF-531 SF,S-ESV/ATB

Headwayから、45周年を記念した限定モデルの「2022 HD-531 SF,S-ESV/ATB(以下、2022 HD-531)」と「2022 HF-531 SF,S-ESV/ATB(以下、2022 HF-531)」が発売されます。

そして、2022 HD-531がドレッドノートタイプ、2022 HF-531が000タイプのようです。

特徴
  • 45周年を記念した限定モデル
  • ライチョウをデザインに取り入れている
  • 2022 HD-531はドレッドノートタイプ
  • 2022 HF-531は000タイプ

デザイン

概要

2022 HD-531と2022 HF-531は、近年の激動する社会情勢の中、常に前に進み続けるHeadwayの姿勢を雷の鳴る嵐の中でも活動する「ライチョウ」に重ね合わせデザインに取り入れたようです。

そして、ライチョウは、Headwayの工場がある長野県の県鳥でもあり、その姿をギターを通じてより多くの人へ届ける意味も込めたようです。

ヘッド

ヘッドには、歩いているイメージの強いライチョウの貴重な羽ばたく一瞬を切り取りデザインが施されているようです。

そして、飛び立つライチョウから指板の舞い散る羽へと繋がっており、流れを感じさせるデザインへと仕上げているようです。

指板

指板には、舞い散る羽をデザインしたインレイを施したようです。

そして、風に揺れる柔らかなライチョウの羽を表現しながら、ライチョウの冬羽の特徴で二枚羽と呼ばれる「二又に分かれた1枚の羽」を12フレットにあしらったようです。

これは、羽の間に空気を含み寒い冬に暖を取る過酷な山に住むライチョウの特徴でもあるようです。

また、ゆっくり舞い落ちるその姿は、45周年を迎えたHeadwayが歩んだ時の長さを表現しながら、ヘッドとピックガードのデザインを繋げる架け橋ともなっているようです。

ピックガード

ピックガードにもライチョウのデザインがあしらわれているようです。

そして、筆で描かれた水墨画の様なラインを用いて抽象的にライチョウを表現し、ボディサイドバックの和材「神代タモ」とも調和する落ち着いたデザインにまとめたようです。

さらに、ライチョウの特徴でもある頭部の「赤」を差し色としてこだわり、この部分のみ白蝶貝を素材に上から赤の着色を行うことで、煌びやかな「赤」に仕上げているようです。

ボディバック

ライチョウの住まうアルプスの冬景色を3ピースバック中央の栃材を用いて表現しているようです。

そして、木地の白い栃に冬空のブルーとアルプスを吹き抜ける風を塗装とインレイで表現し、そこへ舞い散る雪を「ホログラフィック塗装」で表現しており、角度によって見え隠れする様は、まさに舞い散る雪そのもののようです。

また、下部には、真っ白な冬羽を纏ったライチョウをあしらっており、雪に溶け込み見つけることが困難なその姿を木地の白い栃へ白素材で入れることにより表現しているようです。

サウンドホールラベル

サウンドホールラベルには、掘り込みに液体を流し込む手法を採用しているようです。

そして、1つ1つのラベルにライチョウの特徴的な「赤」を着色を施しているようです。

また、Headway45周年を記念した特別なロゴマークは「45th」をサウンドホールを型取った円の中に「ANNIVERSARY」の文字をブリッジの形に沿わせる遊び心を加え、さまざまな木材やデザインに挑戦するHeadwayのスタイルが垣間見れるデザインのようです。

サウンドホールカバー

その名にライチョウの名が入る、北アルプス雷鳥沢をモチーフに取り入れたサウンドホールカバーが付属するようです。

そして、天然の木材を素材しており、白い沢は「栃の木」、緑の山は「朴の木」を使用し、細かな着色を施すことで雄大な姿を表現しているようです。

さらに、このサウンドホールカバーは、1台1台に手作業でフィッティングされた、そのギター専用の特別品のようです。

ボディ

トップ

ボディトップに希少なアディロンダックスプルースを採用することによって、低音から高音まで倍音成分豊かな鳴りを生み出しているようです。

そして、北米原産のアディロンダックスプルースは、旧来のアコースティックギターに使用されていたこともあって希少性の高い材のようです。

また、詰まった木目の美しいルックスと軽いタッチでもリッチなサウンドが堪能できるのもアディロンダックスプルースの特徴のようです。

サイド・バック

ボディのサイド・バックに使用するのは、千年以上前に土砂に埋もれ、腐敗せずに現代に再び姿を現したことから「神代」の名を持つ「神代タモ」のようです。

そして、ボディバック中央には、白い木地が美しい「栃の木」を入れた3ピース構造を採用しているようです。

また、比較的硬質で低音の迫力と煌びやかな高音は持ち合わせている「神代タモ」のサウンドに柔らかい「栃の木」が加わることで、適度に硬さが抜け全域で明るいトーンを響かせる仕上がりとなっているようです。

ブレーシングパターン

Headwayの創業者であり、マスタービルダーである百瀬恭夫さんが、今なお探求を続けて辿り着き、近年手応えを感じたブレーシングパターンの「34セミフォワードシフトブレーシング」を採用しているようです。

このブレーシングパターンは、通常のフォワードシフトブレーシングよりもXブレーシングの交点をブリッジ側へ移動することによって、豊かな低音の鳴り方と軽いタッチでも反応する繊細さに適度なタイト感を加え、アコースティックギターの基本となるサウンドを極限まで昇華させたそんな響きを生み出すようです。

ネック

ネックグリップには、Headwayの進化を象徴する「エクストラスリムVネック」を採用しているようです。

そして、500番シリーズのモデルでは、通常「Uネック」が採用されることが多い中、あえて「Vネック」を採用し、Headwayの伝統と革新を融合させているようです

このネックは、単純に薄く弾きやすいだけではなく、「Headwayを手に取るユーザー様には長く愛用して貰いたい。」という百瀬さんが掲げるHeadwayの信念を守り、強度の高いネックに仕上げるため、カーボンサポートをネックに導入しているようです。

これによって、従来のナローVネックと比べ、1フレットで約1mmネックを薄く仕上げ、握り易い太さのネックに仕上ったようです。

また、カーボンサポートが入りネックの剛性が飛躍的に高まることで、弾いた瞬間すぐに音の出るレスポンスの良さに繋がっているようです。

まとめ

  • 45周年を記念した限定モデル
  • ライチョウをデザインに取り入れている
  • 2022 HD-531はドレッドノートタイプ
  • 2022 HF-531は000タイプ

Headwayから、ライチョウをデザインに取り入れた45周年記念モデルが出ますね。

Headwayが好きな人やアコギを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。

また、限定モデルなので、欲しい人は早めに購入することをオススメします。

2022 HD-531と2022 HF-531についてはこちらを参照してください。