BJFEからBJFEのペダルの中でも初期の名作と名高いBaby Blue Oveidriveと特に人気の高いDyna Red Distortionを1台のペダルにまとめた特別なモデルのDRD/BBOD Special Comboが発売されます。
DRD/BBOD Special Comboは、インプットからBBOD、DRDの順で接続され、フットスイッチでそれぞれを個別にON/OFFすることができ、両方を同時に使用することも可能のようです。また、DRD/BBODに内蔵されるBaby Blue Oveidriveは2バンドEQを搭載し、Dyna Red Distortionは通常のDRDに加え、P(Presence)ノブを搭載しているようです。そして、両者とも4ノブとなり、よりダイナミックにサウンドを調整することができるようです。
Baby Blue ODは、エレキギターとクリーン～クランチ程度に設定されたギターアンプに最適なオーバードライブペダルのようです。2000年12月16日にリリースされ、2007年1月25日に500台の制作を持って生産完了となったようです。生産完了となった理由は、内部に使用されるNOSトランジスタの供給ができなくなったためのようです。しかし、後にトランジスタが入手できる度に、少数ずつ制作されることもあるようです。最初期のBaby Blue ODは“Fuzz1”と呼ばれており、技術的にはディスクリート回路で設計されたダイナミックなオーバードライブとファズを融合させたもののようです。サウンドは独特で、ハイセンシティブなローゲインドライブからコンプレッションのしっかりとした歪みまでをカバーするオーバードライブペダルのようです。また、ECC83プリアンプチューブの歪みに近い波形を作る非対称クリッピングに加え、倍音成分を抑えることで丸みのあるトーンを作るようです。これは、Push/Pull段でアウトプットトランスフォーマーの限界を超えた時の歪みを思わせるようです。そして、Baby Blue ODのカラーは、元々BJFEの所有するBJ’63ストラトキャスターに使用されたカラーで、1961年製のストラトキャスターのスプリングキャビティに残るカラーを見ながら再現されたもののようです。なお、かつて1台のみのスペシャルプレゼントとしてピンクカラーが塗られた“Baby Pink OD”が制作されたこともあったようです。
Dyna Red Distortionは、ダイナミックでハーモニック、そして“プレキシ”の風合いを持つディストーションペダルのようです。そして、Dノブで歪みの強さとサステインを調整し、低く設定すればセンシティブで強く弦を弾くと歪みが乗るようなディストーションとして、高く設定すればコンプレッションが強くタッチセンシティブなサウンドから安定志向な音色へと変貌を遂げるようです。しかし、音は明瞭であり、長いサステインも特徴のようです。このノブを12時より低く設定するとゲインブースターのように使うこともでき、DRDの前段にオーバードライブを設置したり、ヘヴィなディストーションをギターのVolumeでクリーンまで調整したい場合にも有効のようです。
BJFEからBaby Blue OveidriveとDyna Red Distortionを1つまとめたペダルが出ますね。Baby Blue OveidriveとDyna Red Distortionが好きな人や探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
DRD/BBOD Special Comboについてはこちらを参照してください。
