One Controlから、現代を代表する世界的ブルースギタリストJosh SmithのアイディアをOne Controlが形にしたOne Control初のシグネチャーモデルのMinimal Series MIDI Solo Stereo Loop Inspired by Josh Smith(以下MIDI Solo Stereo Loop)が発売されます。
MIDI Solo Stereo Loopは、システムの任意の場所に設置し、包括的にコントロールすることができるスイッチャーのようです。そして、本体にフットスイッチはなく、エフェクトループのON/OFF操作はMIDIコントロールから行うようです。
受信するMIDIチャンネルは側面のDIPスイッチを使用し、1~4に設定できるようです。そして、ループのON/OFFはMIDIプログラムチェンジ(PC)、またはコントロールチェンジ(CC)シグナルから行うようです。PC#0を受信すればループはOFF(バイパス)に、PC#1を受信すればループはONになるようです。また、CC#102を使用すればValue=0~63でOFF(バイパス)に、Value=64~127でONになるようです。さらに、DIPスイッチで設定したMIDIチャンネルであれば、PCとCCのどちらを使用してもコントロールすることができるようです。
本体にあるインプット、アウトプット、エフェクトループのセンド、リターン端子はすべてTRSステレオプラグに対応しており、フルステレオループとして使用可能のようです。そして、M>Sスイッチにより、TSモノラルケーブルをインプットに接続してもステレオとして使うことが可能のようです。さらに、モノラルで出力されたシグナルが、エフェクトループに接続されたエフェクトによりステレオとなった場合、アウトプットからはステレオシグナルで出力でき、すべての端子にTSモノラルプラグのケーブルを接続すれば、MIDIで操作できるモノラル1ループとして動作するようです。4つのMIDIチャンネルに分けて使用することができるので、ペダルボードやラックケースなど離れたところに設置した複数のMIDI Solo Stereo LoopをMIDIコントロールから一括管理することが可能のようです。また、MIDIコントロールによるON/OFF操作を行うため、Caiman Tail LoopやOC10
+Croc Eye
を使用したスイッチングシステムの追加エフェクトループとして動作させることもできるようです。
One ControlからJosh Smithのシグネチャースイッチャーが出ますね。ファンの人やMIDIを活用している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
MIDI Solo Stereo Loopについてはこちらを参照してください。