ESPを代表する人気機種であるSNAPPERのラインアップから、アッシュ材をボディに使用したSNAPPER-ASモデルに特殊な表面加工を採用したドリフトウッドシリーズが発売されます。カラーラインナップは、Indigo Purple w/ Blue Filler、Black w/ Blue Filler、Burner Satinのようです。
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ドリフトウッドとは流木の事を言い、長い年月をかけて川の中を移動する流木は、水と川底の石などとの摩擦で軟らかい部分と堅い部分の削れ方に違い表れ、独特の雰囲気を持つ見た目、質感となるようです。ギターに多く使われている木材のなかでもアルダーなどの散孔材に比べてアッシュなどの環孔材は年輪部分に導管が集中しており、導管が集中している部分は空洞が多くなるため軟らかく削れやすいのですが、導管の少ない木質部は逆に堅くなり削れにくくなります。そして、この差が独特な質感を生み出しているようです。また、環孔材に限らず、導管が大きい樹種の場合は通常ウッドフィラーなどで導管の目止め作業を行うようです。そうする事で塗料が導管の中に浸み込まず、平坦な塗膜を作る助けになるようです。しかし、ドリフトウッドシリーズでは、その質感を生かしたオープンポア仕上げを採用し、なおかつ導管部分に異なるカラーを加える事で、表情豊かなルックスに仕上がっているようです。また、ドリフトウッド加工は木質部の堅さの差が大きければどのような木材でも適用することが可能のようです。
SNAPPER-ASモデルに特殊な表面加工を採用したモデルが出ますね。SNAPPER-ASを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。