Catalinbreadからブリティッシュスタイルのアンプサウンドを再現するDirty Little Secretにファインチューンを加えたDirty Little Secret Redが発売されます。
Dirty Little Secretは、音作りのシークレットウェポンとして開発され、「歪ませた真空管アンプのサウンドを自宅でも簡単に作ることができないか?会場のアンプを使用してもいつでも自分のトーンを作ることができないか?クリーンしか出せないアンプでも歪ませたアンプの音を出せないか?」というこれらを解決するためのペダルのようです。そして、 サウンドはクラシックなブリティッシュスタックで、常時ONにしてプリアンプのようにも使えるように自然なアンプに近いレスポンスがあるようです。また、ブースターやファズ、フィルターなど他のペダルを同時に使うことも想定しており、軽めに歪んだ状態で常時ONにしておき、ギターのVolumeを下げればクリーントーンが作れるというようにも設定できるようです。
Dirty Little Secret Redは、ローミッド付近を少し抑え、明瞭でパンチのあるサウンドを作るようです。そして、洗練されたゲインステージとよりハイファイとなったEQセクションにより、バランスのよいトーンを作るようです。これにより、広くブリティッシュアンプトーンを生み出すことができるようです。また、9~18VのセンターマイナスDCアダプターで駆動し、18Vの高電圧で駆動するとより広いヘッドルームを持つ音色となるようです。9Vと18Vの関係は、ちょうど50Wと100Wアンプのような音色の関係となるようです。
Dirty Little Secret Redには、SL(Super Lead)モードとSB(Super Bass)モードという2つのモードがあるようです。SL(Super Lead)モードは偉大なロックトーンを生み出すモードで、美しいハーモニクス、タッチセンシティビティを持ち、SBモードよりも高くゲインを設定できるようです。そして、ゲインレンジはクラシックプレキシアンプから80年代の改造モデルまでをカバーし、アッパーミッドが強調されるトーンはまさにロックのようです。また、SB(Super Bass)モードはJTMアンプに近いSuper Bassのゲインストラクチャーを持つモードで、特に「クリーンではないが、歪んでもいない」ような絶妙なトーンを得意とし、オールド真空管アンプのレスポンスを持つようです。さらに、2トランジスタのファズペダルとの相性が素晴らしく、ストラトキャスターと組み合わせれば“神”のトーンに近づけることができ、 ローミッド付近が強調され、フェンダースタイルのギターと相性が良いモードのようです。
Dirty Little Secret Redのコントロールは、Treble、Middle、Bass、Master、Pre-Ampのようです。また、内部コントロールにSL/SBスイッチ、Presenceがあるようです。
Trebleは、高域の出方を調整し、時計回りで強く、反時計回りで弱くなるようです。そして、音色の高域成分と中低域成分のバランスを調整するように使うことができるようです。
Middleは、中域の出方を調整し、時計回りで強く、反時計回りで弱くなるようです。そして、ギターのパワーとなる帯域をコントロールするようです。
Bassは、低域の出方を調整し、時計回りで強く、反時計回りで弱くなるようです。そして、ローエンドの太さを調整するもので、幅広い位置で設定できるようです。
Masterは、ペダル全体の音量を調整し、時計回りで音量が大きく、反時計回りで小さくなるようです。そして、エフェクトOFF時より少しだけ音量が上がる程度に調整すると扱いやすくなるようです。
Pre-Ampは、歪みの強さを調整し、時計回りで歪みが強く、反時計回りで弱くなるようです。そして、音量や音色にも影響し、特に低く設定する際はMasterを高めに、高く設定する際はBassを低めにするとバランスが良くなるようです。
SL/SBスイッチは、SL(Super Lead)モードとSB(Super Bass)モードの音色を切り替えるようです。
Presenceは、音色のトップエンドを微調整するトリムポットで、出荷時に多くのギターで最も扱いやすい設定に調整されているようです。そして、トリムポットの調整は精密ドライバーを使用するようです。
CatalinbreadからDirty Little Secretにファインチューンを加えたエフェクターが出ますね。Dirty Little Secretが好きな人や探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Dirty Little Secret Redについてはこちらを参照してください。