Line 6 HX One登場Line 6！コンパクトな筐体に250種類以上のエフェクトを搭載したステレオエフェクトペダル！

2023年10月26日

Line 6から、コンパクトな筐体に250種類以上のエフェクトを搭載したステレオエフェクトペダルの「HX One」が発売されます。

1. 概要
2. インプットインピーダンス
3. 外部コントロール
4. USB
5. バイパス
6. コントロール
7. まとめ

概要

HX Oneは、どんなペダルボードにも組み込めるコンパクトな筐体のステレオエフェクトペダルで、直感的なコントロール体系、HXファミリープロセッサーから受け継いだ250種類以上のエフェクト、独自のFluxコントローラー、エクスプレッションペダルもしくは2つのフットスイッチを接続できるEXPペダル端子、インピーダンス調節可能なインプットを搭載し、トゥルーバイパスもしくはバッファードDSPバイパスを選択可能なようです。

そして、アナログエフェクトデバイス独特の挙動を個々のコンポーネント毎に計測しキャプチャーするHXモデリングテクノロジーによって、モデリングするのが非常に困難とされるゲルマニウムファズやバケツリレー回路を採用したエフェクトでさえも忠実に再現しているようです。

また、エフェクトの選択はシンプルで、エフェクトパラメータはOLEDディスプレイに表示され、それぞれのパラメータに対応した3つのノブでパラメータの変更を行うようです。

さらに、HX Oneは同梱の9V電源のほか、一般的なサードパーティーのエフェクトペダル用電源が使用できるので、ペダルボードへの組み込みが簡単なようです。

ロリポップ！

インプットインピーダンス

インプットインピーダンスを調節可能なので、様々なタイプのピックアップに対応できるようです。

そして、ペダルのインプットインピーダンスは、接続した楽器のピックアップからの信号の抵抗値で決まり、トーンとフィーリングの双方に大きく影響するようです。

外部コントロール

エクスプレッションペダルを接続すると自動的に適切なパラメータにアサインされるようです。

そして、最大2つのフットスイッチを接続できるようです。

また、MIDI INとOUT/THRU端子を備え、プログラムチェンジ、コントロールチェンジをはじめ様々なMIDIメッセージを外部機器から受信できるようです。

USB

USB-Cポートを使ってコンピュータと接続することで、ファームウェアのアップデートができるようです。

また、無償のHX OneライブラリアンAppを使って本体メモリに入っている128プリセットをバックアップおよびリストアができるようです。

バイパス

トゥルーバイパスとバッファードDSPバイパスを選択できるようです。

そして、トゥルーバイパスはAD/DA変換を行わず、インプットシグナルを直接アウトプットにルーティングすることができるようです。

コントロール

コントロールは、以下のようです。

ノブ 1-3	対応するパラメータを調節。ノブを押すことで、それぞれのパラメータをデフォルト値にできる。パラメータが多い場合は、PAGEボタンで次のページにアクセス。ディレイタイムやモジュレーションスピードなど時間に関するパラメータを設定する際にノブを押すことで、ミリ秒/Hzと音価(4分音符、付点8部音符など)を切り替えられる。
エフェクト	ノブを回してエフェクトリストから選択。特定のエフェクトを手軽に探すには、ノブを押しながら回してエフェクトカルーセルから任意のカテゴリを選び、ノブを離すとカテゴリを選択できる。再びノブを押し離すことで、選択したカテゴリのエフェクトリストを表示。ノブを押し続けるとセッティングビューに入り、インプットゲート、バイパスタイプのエディット、グローバルまたはプリセット単位で適用するかを設定できる。
PAGEボタン	選択したエフェクトが2ページ以上のパラメータを持つ場合、左右の矢印がOLEDディスプレイに表示され、PAGEボタンで次のパラメータを表示できる。
HOME – セーブ	操作がわからなくなった場合は、HOMEボタンを押すことでホームビューに戻れる。 HOMEボタンを押し続けるとプリセットセーブビューに入る。
ON	左側のフットスイッチ。押すことでエフェクトのONとバイパスが切り替わる。エフェクトが掛かっている時はONのLEDが点灯。
TAP‐FLUX	右側のフットスイッチ。 2回以上繰り返し踏むことで、ディレイ、モジュレーションなどテンポパラメータのあるエフェクトのBPMをタップで設定できる。スイッチを一度踏むことで、LFOパラメータのあるモジュレーションエフェクトのLFOサイクルをリスタートできる。