ブースターのWARM GEARの後継機種Ovaltone WARM GEAR 2登場
Ovaltoneの力強いブーストサウンドを生み出すブースター「WARM GEAR」が「WARM GEAR 2」にバージョンアップします。
発売予定日は、2024年7月23日のようです。
- マスターボリュームと高域のこもらせ具合を選択できるFILTERスイッチを新たに搭載
- 音は基本的には初代のままだが、より現代的にパンチがありクリアな音色となった
- 設計から調整、部品の基板への実装から組み込みまでOvaltone工房にて行われている
- »WARM GEAR 2を探すならこちら
概要
WARM GEAR 2は、ボディトップにブーストノブの位置によらず音量をコントロールするためのマスターボリュームを、ボディサイドに高域のこもらせ具合を選択できるフィルターセレクト用のプッシュ-プッシュスイッチを新たに搭載しており、サウンドは基本的には初代のままですが、より現代的にパンチがありクリアな音色となったようです。
そして、前段、後段どちらでの使用にも適し、ブーストノブで音色を作りマスターボリュームを下げることで、音量を上げずにフィルター的に使用することも可能なようです。
また、フットスイッチには、カチッという物理音を弱めるためにゴムブッシュが嵌めてあり、好みで取り外すことも可能なようです。
さらに、ミニサイズながら通常ラインナップと同じく、設計から調整、部品の基板への実装から組み込みまでOvaltone工房にて行われているようです。
電源
センターマイナス2.1mmの安定化済みのACアダプタ、またはセンターマイナス2.1mmのパワーサプライで駆動し、電池は内蔵不可のようです。
そして、DC9V~DC18Vの電圧に対応するようです。
また、DCジャック周りには、DCプラグの先が筐体に触れてショートしてしまわないようにゴムリングを装着しているようです。
コントロール
コントロールは以下のようです。
BOOSTノブ | 絞り切った状態で少しこもった音になり、上げていくにしたがって音量と共に中域や高域が上がってくる。 それ以降はトレブルのピークをプッシュしていくような動作をする。 この特性を利用して、プリブーストでは中域に特徴を持たせたワウ半止めのようなサウンドを作ったり、往年のトレブルブースターを踏んだようなサウンドを作ることができる。 ポストブーストでは、例えばドライブペダルを踏んだ時にジャキジャキしすぎてしまうアンプの高域を削ったり、中域のパンチを加えるような使い方ができる。 |
MASTERノブ | 出力音量を調節するマスターボリュームノブ。 BOOSTノブを調整して気に入った周波数特性が得られる位置で音量が大きすぎてしまった場合にマスターボリュームを使って音量だけ下げることができる。 これは特に、ポストブーストや単体で音色を作るときに役立つ。 |
FILTERスイッチ | 側面にあるプッシュ-プッシュスイッチで、押すたびにヘッドが出た状態と入った状態を交互に行き来する。 ヘッドが出ている状態の時が標準で、高域のフィルターが最大にかかる(初代WARM GEARと同じ状態)。 ヘッドを押し込んだ状態で、高域のフィルターが少し開いた状態になり、高域が増える(TM4086+に入っているWARM GEAR BOOSTと同じ状態) プリブーストでより自然な高域が欲しい時やポストブーストで高域を削り過ぎないセッティングをしたい時に効果的。 スイッチヘッドはプラスネジですが、ドライバーで回すためのものでは無いため、あくまで指で押して操作。 |
WARM GEAR 2を探す
WARM GEAR 2は、以下のECサイトで探せます。
まとめ
- マスターボリュームと高域のこもらせ具合を選択できるFILTERスイッチを新たに搭載
- 音は基本的には初代のままだが、より現代的にパンチがありクリアな音色となった
- 設計から調整、部品の基板への実装から組み込みまでOvaltone工房にて行われている
OvaltoneのWARM GEARがWARM GEAR 2にバージョンアップしますね。
ブースターを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
WARM GEAR 2についてはこちらとこちらを参照してください。
WARM GEAR 2は、以下のECサイトで探せます。