Fractal Audio SystemsからAxe-Fx III用コントローラー登場
Fractal Audio Systemsから、Axe-Fx IIIのポテンシャルを最大限に引き出すべく、アーティストのあらゆる要求に応じたコントロールを可能にした専用フットコントローラーの「FC-12 Foot Controller(以下、FC-12)」と「FC-6 Foot Controller(以下、FC-6)」が発売されます。
- Axe-Fx IIIの多彩な機能に完全対応
- 各フットスイッチの機能を瞬時に変更できる
- 最大4台までのデイジーチェーン接続が可能
- >>FC-6を探すならこちら
概要
FC-12とFC-6は、プリセットやシーン切替、エフェクトのダイレクトON/OFF、ルーパーコントロールなどAxe-Fx IIIの多彩な機能に完全対応しただけでなく、プリセット切替1つをとっても “ナンバー指定”、”バンク内のナンバー指定”、”2つのプリセットを交互に切替”、”プリセットのアップダウン”と様々な切替方法を用意したようです。
そして、全てのスイッチにタップ(短押し)とホールド(長押し)の2つの機能を設定でき、外部スイッチに本体のスイッチと同様の機能をアサインする “Stand-in-Switch” 機能など、ステージレコーディングを問わずに湧き出てくるアーティストのリクエストにフレキシブルに対応するようです。
また、筐体は、保護エンドキャップ付きの紛体塗装された16ゲージ(約1.3mm厚)スチールシャーシを採用し、故障の誘発原因である機械的接点を持たないSSSフットスイッチが耐久性と静粛性を保証し、LEDリングとLCDディスプレイは、暗闇から直射日光の差す場所まで光量を問わず視認性に優れているようです。
さらに、FC-12とFC-6のファームウェアとセッティングは、Axe-Fx IIIに組み込まれるため、アップデートやバックアップを別個に行う必要がないようです
これにより、他のFractal Audio製品と同様にFC-12とFC-6がこの先何年もアップデートを繰り返し、進化し続けるようです。
フットスイッチの機能
Axe- Fx IIIと接続して即使用できるようにあらかじめ各スイッチに機能を設定した “レイアウト” が初期状態で8タイプ用意されており、各レイアウトではLEDリングが機能と状態を表し(点灯/半点灯/消灯)、ミニディスプレイでエフェクト名やプリセット名などのテキストを表示するようです。
また、各フットスイッチの機能は瞬時に変更でき、変更したいスイッチを押してAxe側で操作することで、タップ/ホールドそれぞれに機能を割り当てたりミニディスプレイのテキストを変更するなど自由にカスタマイズが可能のようです。
そして、個々のフットスイッチの機能は、プリセットごとに設定できるようです。
さらに、エクスプレッションペダル用の4つのジャックと最大4つの外部スイッチを接続できる2つのジャックが装備されており、エクスプレッションペダルとスイッチの併用により、選択可能なプリセットやシーンの追加、モディファイアーをはじめとした様々な機能のコントロールを可能にしたようです。
FASLINK
MIDIよりも速くイーサネットよりも耐久性の高いFASLINKフォーマットにより、1本のXLRケーブルのみでAxe-Fx III間の双方向通信を実現するようです。
さらに、FASLINK thruポートを使用することで、最大4台までのデイジーチェーン接続を可能とし、1台目のFCには電源も供給するようです。
これにより、1台目のFCはプリセットの変更、2台目のFCはシーンの変更というように任意の機能を自由に追加していくことができるようです。
そして、2台のFC Controllerを全く同じ設定にし、ステージ上とステージサイドどちらでも操作を可能とする “Mirroring” を搭載したようです。
これは、一般的なマスタースレーブと同等の機能のようです。
FC-6を探す
FC-6は、以下のECサイトで探せます。
まとめ
- Axe-Fx IIIの多彩な機能に完全対応
- 各フットスイッチの機能を瞬時に変更できる
- 最大4台までのデイジーチェーン接続が可能
Fractal Audio Systemsから、Axe-Fx III専用フットコントローラーが出ますね。
Axe-Fx IIIを使用している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
FC-12とFC-6についてはこちらを参照してください。