多彩なコントロールを備えたフェイザーStrymon Zelzah登場

2021年9月11日

Strymonから、多彩なコントロールを備えたビンテージライクなフェイザーのZelzahが発売されます。

1. 2つの異なるフェイザー
- 1.1. 4-ステージフェイザー
- 1.2. 6-ステージフェイザー
2. ステレオイン＆アウト
3. 2つのフェイザーのルーティング
4. まとめ

2つの異なるフェイザー

Zelzahには、4-ステージフェイザーと6-ステージフェイザーという2つの異なるフェイザーが搭載されているようです。

4-ステージフェイザー

4-ステージフェイザーは、フェイザーからビブラートまで幅広いクラシックなトーンをもたらすようです。

3つのスウィープスタイル

クラシックスイープ、バーバースイープ、エンベロープフェーザーという3つのスウィープスタイルを選べるようです。

クラシックスイープは、4-ステージフェイザーのクラシックなフェーズスタイルのようです。そして、上昇/下降を繰り返すトライアングルシェープのLFOが、記憶の中に残るビンテージサウンドを届けてくれるようです。

バーバースイープは、バーバーポール(理髪店)のビジュアルイメージのように、継続的に上昇または下降スイープする周波数シフターのようです。そして、4-ステージフェイザーサウンドを保ちながら、全ステージを同期させてこのサウンドを作り上げたようです。

エンベロープフェーザーは、SPEEDとDEPTHの設定レンジに従って、タッチセンシティブなエンベロープフェーズエフェクトが得られるようです。そして、ピッキングの強弱に合わせて、エンベロープフィルター/オートワウのような効果が得られ、複雑なハーモニクスとファンキーなサウンドを演出してくれるようです。

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MIXコントロール

MIXコントロールは、驚くほど様々なサウンドを生みだしてくれるようです。そして、スイープをクラシックスイープに設定すると、MIXコントロールが軽いフェイザーから圧倒的なクラシカルフェイザー、さらにビブラートに至るまで、実にバラエティー豊かな音色が楽しめるようです。

Sweepをバーバースイープにセットし、DEPTHを低めにMIXを高めに設定すると、ハーモニックトレモロの領域を魅せてくれるようです。また、SweepをエンベロープフェーザーにセットしてMIXを高めに設定すれば、ピッチモジュレーションが得られるようです。

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DEPTHコントロール

DEPTHコントロールは、音楽的な幅広いトーンが直感的に操作できるように設計されているようです。そして、各スイープモードによってその効果が異なるようです。

クラシックスイープとバーバースイープの時には、DEPTHノブ調整中にスイープするセンター周波数がスイートスポットにはまり、美しいサウンドパレットが生成されるようにアルゴリズム内で調整されているようです。また、バーバースイープでは、DEPTHレベルを上げるほど、効果を深くするフィードバックが追加されるようです。

Sweepがエンベロープフェーザーの場合は、DEPTHノブはインプットへの感度、Speedノブはスイープ範囲に設定されるようです。そして、フォルマントに似たボーカルサウンドなどエンベロープフェイザートーンの多種多様なサウンドが試せるようです。

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6-ステージフェイザー

6-ステージフェイザーは、フェイザー、フランジャー、コーラス、それらのミクスチャーとも呼べるサウンドまで届けてくれるようです。また、緻密に計算されており、VOICE、DEPTH、およびSPEEDの設定で効果が異なるようです。例えば、VOICEノブを右に回すとビンテージコーラスのようなサウンドレンジに入り、LFOは滑らかな三角波からワープシェイプに徐々にモーフィングされるようです。そして、この変化によってクラシカルな揺れから非常に深いコーラスまで変化するようです。

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VOICEノブ

VOICEノブは、30種を超えるパラメーターを同時にコントロールし、感激的なミュージカルエクスペリエンスへと導いてくれるようです。そして、厚く豊かなピュアビンテージバイブが得られるだけでなく、VOICEノブを回せば、タイムレスポンスが加えられ、典型的なオールパスフィルター(フェーズ回路)からシームレスにスペース感をサウンドに追加するようです。

これによって、単なるフェイザーとフランジャーがミックスされた音などではなく、新鮮で音楽的な幅広いNewトーンを究めることができるようです。また、VOICEノブを右に回すとリッチなフランジャー効果が得られ、豊かなビンテージコーラスサウンドが深淵まで響くようです。

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レゾナンス回路

レゾナンス回路(デジタルドメイン)は、出力信号を6-ステージフェイザー入力へフィードバックして加え、周波数のノッチやピークを強調するようです。RESONANCEスイッチでOff、Mild、Strongの切り替えが可能のようです。

レゾナンスはフェイザー効果に激しさを追加するだけでなく、高いVOICE設定ではクラシカルなフランジャーサウンドも生み出すようです。また、VOICEを最大レベルにセットしてレゾナンス効果を加えると、コーラスペダルでは得られない、リッチなビンテージコーラスを超えたユニークなサウンドが得られるようです。

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ステレオイン＆アウト

ステレオイン＆アウトを備えているようです。そして、ステレオ出力する場合は、ライブエディット機能で、ステレオ出力の奥行きや動きを増す広がり感(ステレオスプレッド)も調整できるようです。

入力されたステレオ信号は、左右独立して処理され、4ステージと6ステージのフェイザーエフェクトが左右それぞれでプロセッシングされるようです。加えて、スプリットモードでは、4-ステージフェイザーで左入力のみを処理し、右側の入力は6-ステージフェイザーを処理することも可能のようです。

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2つのフェイザーのルーティング

4-ステージフェイザーと6-ステージフェイザーの自由なルーティングが可能のようです。例えば、一方にコーラス、他方に舞い上がるバーバー極性のフェイザーを、または片側にフェイザー、もう一方にトレモロをセットすることも可能のようです。そして、それぞれを独立させたり、同じエフェクトをセットしたり、様々なスタイルでのプレイに対応してくれるようです。

シリーズモードを選択すると、4-ステージフェイザーと6-ステージフェイザーをペダルボード上で並んだ2台のペダルのように使うことができるようです。

パラレルモードを選択すると、ドライ信号が各フェイザーで個別に処理され、出力で統合されるようです。そして、スプリットモードを選択し、左側の出力に4-ステージフェイザー、右側の出力に6-ステージフェイザーが割り当てられるようです。また、ステレオ入力ソースに対し、スプリットモードでは4-ステージフェイザーで左側の入力を、6-ステージフェイザーで右側の入力を処理するようです。

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