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BOSS WAZA Tube Amp Expander登場!真空管アンプ専用ロードボックス!

2022年3月17日

BOSSから、ライブパフォーマンスやスタジオレコーディングで求められる真空管アンプの音・表現力に新たな可能性をもたらす真空管アンプ専用ロードボックスの「WAZA Tube Amp Expander」が発売されます。発売予定日は2019年春の予定のようです(2018年11月17日現在)。

概要

WAZA Tube Amp Expanderは、真空管アンプのトーンとレスポンスを損なうことなく、そのポテンシャルを拡張することができるようです。このデバイスが開発されたルーツは、2016年にリリースされたBOSS初のアンプであるWAZA Amp Headの開発過程のようです。

BOSSの開発チームは、真空管アンプがもつ様々な相互作用を分析する過程で、電圧の変化と音の関係やスピーカーの挙動を研究するためにカスタム設計のロードボックスを独自開発したようです。この過程を経て蓄積された技術と経験が、WAZA Tube Amp Expanderが生まれる基礎となったようです。

クランクアップしたトーンとフィーリング

真空管アンプを愛するギタリストにとってベストなサウンドとフィーリングは、音量を上げてクランクアップしたときに生まれます。しかし、このようなサウンドとフィーリングを十分に引き出すことができる環境がいつもあるとは限りません。音量調整可能なロードボックスやアッテネーターは、意図するレベルに下げることができますが、トーン、ダイナミック・レスポンス、歪みのキャラクターには変化が加わり、サウンド面について満足のいく結果を得られない場合があります。

WAZA Tube Amp Expanderのリアクティブロードセクションは、これらの意図せぬ変化を生むことなくボリュームをコントロールしながら好みの真空管アンプのクランクアップサウンドとその相互作用によって生まれるフィーリングをあらゆる状況で再現することができるようです。

真空管アンプのトランスとリアクティブロードの相互作用を最適化するREZONANCE-Z/PRESENCE-Zコントロールは、本体パネル上の16の設定から選択が可能で、使用する真空管アンプとベストマッチングしたスピーカーキャビネットに接続されているかのように最適化することができるようです。そして、ビンテージコンボから現代的なハイゲインアンプまで最大150ワットの真空管ギターアンプをサポートするようです。

実用的な機能を搭載

ベストなトーンとフィールを最適な音量で提供するだけにとどまらず、ステージやスタジオなどプロフェッショナルな場面に応える実用的な機能を搭載したデバイスで、高品位なエフェクトとEQ、キャビネット/IR、エフェクトループのオン/オフ、MIDIプログラムチェンジ(外部MIDIエフェクトのコントロール)、アンプのチャンネル切り替えにも対応するようです。

好みのRIG設定を10個まで本体に保存することができ、本体パネルにはこれらの設定を呼び出すノブに加え、リバーブなどのコントロールノブも搭載しているようです。また、スタジオやステージで設定の変更が必要になった場合でも、本体のWRITEボタンを使用すれば即座に上書きが可能のようです。さらに、オプションのGA-FCフットコントローラーを接続することで、様々なコントロールを足元で行うことができるようです。

10個のRIG設定に即座にアクセスでき、ディレイ、タップテンポ、SOLO/EQスイッチ、エフェクトループのオン/オフ、アンプチャンネルの切り替えなどのリアルタイムコントロールが可能のようです。そして、GA-FCにオプションのエクスプレッションペダルを接続すれば、音量レベルもコントロールできるようです。また、より高度なセットアップを行うためのMIDIコントロールにも対応しているようです。

エフェクト

高品位なBOSSエフェクトと外部エフェクトループを搭載しているので、エフェクトループを持たないビンテージ真空管アンプに実用的な拡張性をもたらすことができるようです。また、内部エフェクトの基礎となるDSPエンジンは、最先端の32ビットAD/DA、32ビット浮動小数点処理、96kHzサンプリングレートで、プロクオリティの音質をステレオで実現しているようです。

エフェクトは、コンプレッサー、ディレイ、リバーブが搭載され、専用エディターでのカスタマイズもできるようです。そして、最大4系統まで同時使用できるEQも搭載しており、1系統はブースターとして使用することも可能のようです。また、外部エフェクトループは直列/並列接続を選択でき、入力レベルも切り替え可能なので、一般的なストンプボックスだけでなく、ラックエフェクトなどラインレベルのデバイスもサポートするようです。

出力

背面には、パラレルスピーカー出力を搭載しており、100ワットのクラスABアナログパワー段を経て最大2つのキャビネットを接続することができるようです。そして、パワー段は、極めてスムーズな音量のコントロールを実現しており、音量を下げるだけでなく、低出力の真空管アンプをライブ用途として音量を持ち上げることも可能のようです。

ノイズに強いバランス方式のモノラルとステレオのライン出力は、キャビネットエミュレーションやユーザーIRを備え、PAミキサーやステージモニター、レコーディング機器など多様なダイレクト出力に対応しているようです。そして、USB出力も搭載しているので、DAWを使用してトラック作成する際にも威力を発揮するようです。また、ヘッドフォン出力を使用すれば、真空管アンプのトーンはそのままで周囲の環境を気にせずに練習することができるようです。

専用エディター

WAZA Tube Amp Expanderは、本体のセッティングだけでも十分にそのパフォーマンスを発揮するようですが、USB接続で専用エディターを使用すればさらに可能性が広がり、プレイヤーの創造性を刺激するようです。

エフェクトやEQの細かい調整に加え、レコーディングなどの出力用に7種類のマイキングを含んだキャビネットタイプ(マイクタイプは5種類から選択、距離等の調整も可能)を選択し、好みのトーンへ調整することができるようです。また、必要に応じて4つまでIRデータを読み込むことが可能で、RIGごとの細やかなMIDI設定、システムパラメーター調整、小音量時の補正機能などもエディターから設定可能のようです。このようにライブやレコーディングなどの用途に合わせて好みの設定を管理・保存することが可能のようです。

まとめ

  • 真空管アンプ専用ロードボックス
  • 真空管アンプのトーンとレスポンスを損なうことなくポテンシャルを拡張
  • BOSSエフェクトと外部エフェクトループを搭載
  • USB接続で専用エディターを使用可能

BOSSから、真空管アンプ専用ロードボックがでますね。色々と使えそうなので、真空管アンプを所有している人は、検討してみてはいかがでしょうか。

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WAZA Tube Amp Expanderについてはこちらを参照してください。