GFI SYSTEM ORCA DELAY、SKYLAR REVERB登場！ディレイとリバーブ！

2021年7月2日

GFI SYSTEMから、ディレイのORCA DELAYとリバーブのSKYLAR REVERBが発売されます。

1. 概要
2. 入出力
3. ORCA DELAYのエフェクトアルゴリズム
4. SKYLAR REVERBのエフェクトアルゴリズム
5. まとめ

概要

ORCA DELAYのコントロール操作は極めてシンプルで、セカンダリーパラメーターへのアクセスも含め、エクスプレッション・コントロールや変更→保存→リコールが簡単に実行できるようです。そして、2つのフットスイッチは、エフェクトon/off、プリセットA/B切り替え、TAP入力、ランピング・コントロールの4機能へのアクセスが可能のようです。また、全ての設定や変更は、LCDとLEDで表示されるようです。

入出力

モノ入出力/ステレオ入出力のどちらでも使用できるようです。そして、モノ入出力の場合はTSケーブルを使用し、ステレオの場合はTRSケーブルを使用するようです。また、入力がL&R別々の場合は、TSx2→TRSのスプリッターケーブルで行うようです。

最大3xプライマリーノブのアサインが可能なエクスプレッションコントロール、タップテンポ入力、2つのペダル接続が可能のようです。そして、EXP/TAP入力へは、エクスプレッションまたはタップペダルのどちらかが接続できるようです。

ORCA DELAYのエフェクトアルゴリズム

ORCA DELAYのエフェクトアルゴリズムは、Digital、Tape、Diffuse、Ambientalの4つのようです。

Digitalは、スピードとデプスが任意に設定できるモジュレーションを備えたデジタルディレイのようです。そして、Toneセクションには、BBDを彷彿させるLoFiからクリスタルクリアーなClearまで、広いディレイトーンが設定できるようです。

Tapeは、クリアなシングルヘッドのテープエコーで、比較的音質のロスが少ないスタジオテープマシンのサウンドのようです。そして、WowとFlutterの効きが良く、モジュレーションとは少し異なる独特の揺れをディレイに加えることができるようです。

Diffuseは、ディレイリピート音にリバーブが追加されるコンビネーションアルゴリズムのようです。そして、リピートを重ねるごとに自然なワッシュアウトが美しい雰囲気をさらに拡げるようです。また、セカンダリーのToneキャラクターの選択で減衰音が大きく変わり、それぞれ異なる空間を演出するようです。

Ambientalは、CLOCKWORKS V3のAmbientalにピッチシフトとモジュレーションが追加したようです。そして、上下1オクターブ内で12セミトーン(半音)の設定が可能のようです。また、ピッチシフトされたリピート音は2つ目のリピートから再生され、シフト音程の設定によって異なる響きが得られるようです。さらに、グリッター(Glitter)がシフト音にユニークで催眠的なオーバートーンを加えるようです。

SKYLAR REVERBのエフェクトアルゴリズム

SKYLAR REVERBのエフェクトアルゴリズムは、SPATIUM、SHIMMER、PLATE、TREMBLEの4つのようです。

SPATIUMは、GFI SYSTEMのシグネチャーリバーブアルゴリズムのようです。そして、その広いディケイレンジは1つ1つのノートを失うことなく、密度が高く広大なアンビエントサウンドを奏でてくれるようです。

SHIMMERは、SPATIUMとピッチシフトを組み合わせたアルゴリズムのようです。そして、リバーブ音に信号のオクターブ、または完5度の音を繰り返し追加するようです。また、長いディケイに設定すると、倍音を含んだ美しいシンセのようなサウンドが湧き上がり、ボリュームペダル奏法でさらに幻想的なサウンドに包まれるようです。

PLATEは、70年代のプレートをモチーフに、豪華でありながらビンテージ感を漂わせるリバーブサウンドを再現したようです。そして、密度が高くスムーズなリバーブが楽しめるようです。

TREMBLEは、リバーブ音にトレモロの信号レベルが変わるモジュレーションを追加するようです。このトレモロ効果は、リバーブ音のみにかかり、ドライ信号は変化ないようです。また、アルゴリズムの中で、最も広がりのあるアンビエントにリズム感が強調される効果があるようです。