YAMAHA SLG110Sを試奏しました
昨日、リサイクルショップでYAMAHAのサイレントギターの「SLG110S」を試奏しました。
- SLG200Sのモデルチェンジ前のギター
- SLG200SよりもTREBLEとBASSの効きが良かった
- 搭載エフェクトはSLG200Sと同じだが、掛かり量の調節は不可
- SLG110Sを探すならこちら
概要
SLG110Sは、先週試奏したSLG200Sのモデルチェンジ前のギターです(現在は生産中止)。
なので、SLG200Sと同様に音を抑えるように設計されており、生音の鳴りはよくないです(そもそも鳴りを求めるギターではない)。
そのため、ギターの鳴りを求める人には向きません。
また、SLG200Sには14フレット以降の指板とボディーとの間に少し隙間がありましたが、SLG110Sにはありませんでした。
コントロール
SLG110SにはSLG200Sと同様に、アンダーサドルタイプのピエゾピックアップとプリアンプが付いており、エレアコとして使うことができます。
そして、コントロールはVOLUME 、TREBLE、BASS、EFFECTの4つで、SLG200SにあるAUXとBLENDのつまみとチューナーがないので、コントロール部はSLG110Sの方がシンプルです。
今回はアンプを使わずにSLG110Sにヘッドホンを挿して試奏した(SLG200Sもヘッドホンが使える)ので単純な比較はできませんが、SLG200SよりもTREBLEとBASSの効きが良かったです。
また、SLG110SのEFFECTつまみはOFF、REV1、REV2、CHORUS、ECHOの切り替えのみを行い、SLG200Sのように掛かり量の調節は行なえません。
そのため、丁度良いエフェクト量にできなくて使いづらかったです。
さらに、SLG200Sと同様にリバーブと他のエフェクトを同時に使用できないです。
SLG110Sを探す
SLG110Sは、以下のECサイトで探せます。
まとめ
- SLG200Sのモデルチェンジ前のギター
- エレアコとして使用可能で、コントロール部はSLG110Sの方がシンプル
- SLG200SよりもTREBLEとBASSの効きが良かった
- 搭載エフェクトはSLG200Sと同じだが、掛かり量の調節は不可
今回試奏したSLG110Sは、SLG200Sと同様に音量が出せない自宅での練習に最適なギターだと思いました。
しかし、SLG200Sと比べると使いにくい部分があったため、購入は見送りました。
サイレントギターを探しているが、エフェクトやチューナーの機能はいらないという人は、SLG110Sを見つけた際には検討してみてはいかがでしょうか。