Jon GommのシグネイチャーモデルIbanez JGM10登場
Ibanezから、イギリスのヨークシャーを拠点とするアコースティックシンガー、シンガー/ソングライターJon Gomm(ジョン・ゴン)のシグネイチャーモデルJGM10が受注生産で発売されます。
ボディ
JGM10は、ギター本体を直立させたときに正面向かって右側の高音弦側を左側と比べやや小さく設計した、高音弦側のボディサイドへのアプローチが容易でタッピングしやすいオリジナルの左右非対称ボディ形状のようです。また、ボディカラーは、BSN(Black Satin Top, Natural High Gloss Back and Sides)のようです。
大きくなだらかな形状のカッタウェイは、高音域フレットへのアプローチのしやすさのためではなく、パーカッシブなパフォーマンスを見据え叩く面積を大きく確保するために設計したようです。
低音域のフリケンシーレスポンスに重きを置き、それが得られやすいように、ボディはIbanezのどのモデルよりも大型に設計しているようです。また、ブレーシングには、サーモエイジド材を用いたモディファイドXMブレーシングパターンを採用しているようです。これは、IbanezオリジナルのXMブレーシングパターンと比べ、トーンバーを下げて配置することでTOPが動きやすくなり、結果中音域が減衰し、反対に低音域が一層強化されるようです。
ピックアップ
Fishmanと共に開発したトリプルマイク仕様のJGM10専用サウンドシステムを搭載しているようです。
サウンドホール部には、Fishman Rare Earth Mic Blend Active Sound holeピックアップ(以下レアアース)をマウントしているようです。これは、ネオジムマグネットのハムバッキングピックアップとコンデンサマイク(単一指向性)を組み合わせた多くのフィンガーピッキングプレイヤーから太鼓判を押される大定番ピックアップシステムのようです。
これに加え、ブリッジ下には、タップサウンドのみにフォーカスを当てたFishman製TAPピックアップ(以下TAPピックアップ)を装備しているようです。そして、サウンドホール低音弦側にマウントされるコントロールホイールで、ブレンド量を調整可能のようです。
出力は、デュアルアウトプット仕様のようです。エンドピンジャックのみにケーブル接続した場合は、レアアースとTAPピックアップをミックスして出力するようです。そして、エンドピンとオープンジャックそれぞれにケーブルを接続した場合は、エンドピンジャックからレアアースを、オープンジャックからTAPピックアップを出力するようです。また、オープンジャックのみにケーブルを挿しての使用はできないようです。
まとめ
- オリジナルの左右非対称ボディ形状
- サーモエイジド材を用いたモディファイドXMブレーシングパターンを採用
- ピックアップにFishmanのRare Earth Mic Blend Active Sound holeとTAPピックアップを搭載
- デュアルアウトプット仕様
Ibanezから、Jon Gommのシグネイチャーモデルが出ますね。ファンの人やアコギ・エレアコを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
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JGM10についてはこちらを参照してください。