KarDiaN Vitamin C “Army Green Ver”登場!KarDiaNの4th Anniversaryモデル!
KarDiaNの4th Anniversaryモデル「Vitamin C “Army Green Ver"」が発売されます。
発売台数は世界限定100台のようです。
- 世界限定100台のKarDiaN 4th Anniversaryモデル
- Vitamic CをベースにヴィンテージGreen Russian Muffをリファレンスに製作
- ハイがトリートメントされたサウンドながらも抜けのある高域部分を調整する可能
- tall fontサウンドを生み出す為に回路設計の見直しとパーツの変更を行った
概要
KarDiaNは、2017年に日本のペダルブランドとして誕生し、多数のアーティストの足元を支え続け4年間で約3,000台ものペダルを作り上げてきたようです。
このブランドの特徴は、ヴィンテージだけが持つ存在感の再構築とモダンが有する現場に即したサウンドコントロールの設定にあるようです。
それらが特にマリアージュされ生み出されたのが"Custom Build Series"通称「錆ペダル」のようです。
その中でも"Vitamic C"は、ヴィンテージモダンを代表するペダルとしてKarDiaNの中でも多数のオーダーがあるペダルのようです。
そして、4th AnniversaryモデルとなるVitamin C “Army Green Ver"には、この"Vitamic C"をベースにKarDiaNの北田さんが所有するヴィンテージ"Green Russian Muff"をリファレンスにペダルを製作したようです。
音楽的なハイ落ち
ヴィンテージの"Green Russian Muff"の中でも初期型と言われる、北田さんが所有する"tall font"には、音楽的なハイ落ちがあるようです。
本来ギターシグナルは出来るだけハイファイに残った方が良いとされているようですが、サウンド情報の欠けた"tall font"はとても音楽的なFuzzサウンドを生み出しているようです。
そして、あえてのハイ落ちを作り出すことによって、"Green Russian Muff"が良く形容されるベーシストが好むロー成分というのも相対的に引き出されているようです。
Vitamin C “Army Green Ver"は、KarDiaNの特徴であるフレキシブルな2EQトーンコントロールの特にTrebleの効能によって、ハイがトリートメントされたサウンドながらも抜けのある高域部分を調整することが可能のようです。
回路設計の見直しとパーツの変更
Vitamin C “Army Green Ver"は、"tall font"サウンドを生み出す為に回路設計の見直しとパーツの変更を大胆に行われ、電源部分をPanasonic製のOS-CONからドイツのWurth Elektronik社製の"WCAP-PTG5″に変更したようです。
そして、カップリングコンデンサには、ヴィンテージのTropical Fishコンデンサを採用したようです。
これによって、フィルターだけでは得られない独特の高域のマスキングを作り出すことができたようです。
Vitamin C “Army Green Ver"が世界限定100台なのは、ヴィンテージであるTropical Fishコンデンサの確保によるようです。
また、クリッピング部分には、通常"Green Russian Muff"に使われる1N914ではなく、あえてツェナーダイオード"1N5232″を採用し、ツェナー電圧の特性を活かすことでより"tall font"らしいFuzz Distotionを再現したようです。
さらに、Fuzzツマミの動作も回路ベースでの変更を行い、ローゲインにした際によりスムースな音色になるよう調整を加えたようです。
通常モデルを探す
通常モデルならば、以下のECサイトで探せます。
まとめ
- 世界限定100台のKarDiaN 4th Anniversaryモデル
- Vitamic CをベースにヴィンテージGreen Russian Muffをリファレンスに製作
- ハイがトリートメントされたサウンドながらも抜けのある高域部分を調整する可能
- tall fontサウンドを生み出す為に回路設計の見直しとパーツの変更を行った
KarDiaNから、4th Anniversaryモデルが出ますね。
tall fontのGreen Russian Muffを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Vitamin C “Army Green Ver"についてはこちらを参照してください。