Ovaltoneから3種類のブースターが登場
Ovaltoneから、ULTRA BOOST TYPE-C “Clean” / UB-C3(以下UB-C3)、ULTRA BOOST TYPE-G “Gain” / UB-G4(以下UB-G4)、ULTRA BOOST TYPE-S “Saturation” / UB-S5(以下UB-S5)という3種類のブースターが発売されます。
UB-C3について
UB-C3は、クリーンからクランチ程度のゲインを持ったブースターのようです。そして、単体でクリスタルクリーンを作るエンハンサーとして煌びやかな高音域を得ることができるチューニングが施してあり、BOOSTによってほんのかすかに歪ませて倍音を発生させ、TONEによってその倍音の粒を輝かせるようです。また、ソロやテーマを浮き立たせる音量ブースターとしてメインの歪みエフェクターの後段(信号の流れの下流側)に置いて音量を上げたり、クッキリと一歩手前に音像を持って来るような用途で威力を発揮するようです。
TONEの可変幅を大きくとってあるので、ボードの後段に置いて常時オンでマスターEQとしてアンプのEQでは追いきれない部分を調整するようなボード全体のトーンつまみとして機能させることができるようです。さらに、ボードの前段(信号の流れの上流側)に置いてバッファ、あるいは通常のブースターとして使用することも可能のようです。また、プリブーストとして使用すると独特のサラッとした質感を加えることもできるので、非常に幅広く使うことができるようです。
UB-G4について
UB-G4は、プリブーストとして使用し、現状の音色の印象をキープしつつ歪みと太さを強化する目的で開発されたゲインブースターのようです。そして、シンプルなコントロールで、迷う事なく直感的にベストなセッティングに到達できるようです。
メイン歪みのサウンドイメージを維持したゲインブースターとして、前段に置いてメインの歪みエフェクターあるいはアンプの歪みのキャラクターを活かしながらゲインアップし、太さやパンプアップした感じを足しつつもあくまで元のサウンドイメージを維持するようです。
TONEの可変幅が広く、ゲインの高い状態でもTONEの変化が判りやすくなっており、低音減の”ガリン”とした部分を抽出して意図的にアグレッシブなサウンドを作ることも可能のようです。さらに、クリーンなアンプに繋いで単体のローゲインオーバードライブとしても使用可能で、オーバードライブ単体機と比較すると機能面では物足りないかもしれないですが、少し潰れ感のある甘いサウンドが得られるようです。
UB-S5について
UB-S5は、プリブーストとして使用し、現状の音色に倍音や飽和感を付加することで積極的に音色を作っていくタイプのブースターのようです。そして、倍音成分、粘りを追加するブースターとして前段に置いて、メインの歪みエフェクターあるいはアンプの歪みのキャラクターに倍音を付加して粘るサウンドに変化させるようです。
Smoothモードを選択することで、アタックを丸めてレガートプレイなどに最適な音色を得ることができるようです。そして、パワーアンプをドライブさせたような熟した感じもSmoothモードの得意なサウンドのようです。
あえて歪まない領域でのブースターとしてEDGE、FATNESSを控えめに設定し、UB-S5自体での歪みを抑えたセッティングでは、甘く太いクリーンブースターとして威力を発揮するようです。この使用方法は、特にシングルコイルとの相性が良いようです。さらに、単体で柔らかいクランチが得意なローゲインオーバードライブとしても使用可能で、特にクリーンな真空管アンプと相性が良いようです。
まとめ
- UB-C3はクリーンからクランチ程度のゲインを持ったブースター
- UB-G4は現状の音色の印象をキープしつつ歪みと太さを強化する目的で開発されたゲインブースター
- UB-S5は現状の音色に倍音や飽和感を付加することで積極的に音色を作っていくタイプのブースター
Ovaltoneから3種類もブースターが出ますね。好みに合わせて選べるのが嬉しいですね。ブースターを探している人は検討してみてはいかがでしょうか。
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UB-C3についてはこちらを参照してください。
UB-G4についてはこちらを参照してください。
UB-S5についてはこちらを参照してください。