John MayerシグネチャーPaul Reed Smith Silver Sky登場
Paul Reed Smith(以下PRS)から、グラミー賞獲得ミュージシャンのJohn MayerのシグネチャーモデルSilver Skyが発売されます。

概要
Silver Skyは、製作に2年半以上を費やしており、弾き手にすぐに馴染むビンテージギターからインスパイアされつつも全身新たに設計されているようです。そして、MayerとSmithがこよなく愛している1963/1964年製ビンテージギターの各種要素をベースに、ビンテージのシングルコイルギターの理想型に仕上がったようです。また、ヘッドストック形状、チューナー、ネック形状と指板、ブリッジ、ピックアップと回路がスペック上の特徴のようです。
ネック関連
ヘッドストック形状は、PRSのトレードマークの形状をベースとしつつもMayerのプレイスタイルを考慮し、ナットからペグまでの弦長を十分に確保し、チューニングの安定度をさらに高めるためにペグ位置のオフセットなどの改変が施されているようです。
チューナーは、トラディショナルなビンテージスタイルのクローズドバックタイプながらロック機構付きのようです。そして、ネック形状は、1963/1964年製ビンテージの形状を踏襲し、指板のアールも7.25インチを採用しており、手にした瞬間からビンテージそのもののフィールを実現しているようです。
ブリッジ
チューナーと同様にスティール製トレモロもクラシックデザインを引き継ぎつつもPRSトレモロアームとGen IIIナイフエッジスクリューを装備しているようです。そして、ブリッジは、チューニングされた状態でボディとベタ付けにし、アーミングはダウン方向にのみ可能なように調整されているようです。また、ブリッジとボディが接することによって、ギターの「鳴り」を向上させるとともにシングルコイルピックアップのS/N比も向上させているようです。
ピックアップ
ピックアップは、音楽的なトレブル感のある635JMシングルコイルピックアップを搭載しているようです。そして、このピックアップは、不快なハーシュ感がなく、まろやかなトーンながらも迫力のあるサウンドが特徴的のようです。
その他
その他のスペック上の特徴として、ボーン製ナット、シールドの抜き差しに無駄な力を要しない新設計のメタル製ジャックプレート、新設計のノブ、通常のPRSギターより若干細身のフレットワイアー、PRSダブルアクショントラスロッド(ヘッドストックからアクセス可能)などがあるようです。また、ボディカラーはFrost、Horizon、Onyx、Tungstenの4種類から選択できるようです。
【2021年10月10日追記】
ボディカラーにDodgem Blue、Orion Green、Golden Mesa、Moc Sandが追加されているようです。
まとめ
- John Mayerのシグネチャーモデル
- ビンテージギターからインスパイアされつつも全身新たに設計
- PRSトレモロアームとGen IIIナイフエッジスクリューを装備
- 635JMシングルコイルピックアップを搭載
PRSから、John Mayerのシグネチャーモデルが出ますね。彼のファンの人やシングルコイルのギターを探している人は検討してみてはいかがでしょうか。
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Silver Skyについてはこちらを参照してください。