

strymonから、チューブプリの豊かな倍音を備えたクラシックな60年代のテープエコーサウンドを再現する「EC-1」が発売されます。
発売予定日は、2025年3月9日(日)のようです。
特徴は以下のようです。
- 入力信号に絶妙なビンテージ感を与える2つのプリアンプ回路(モデリング)を選択可能
- MIDIに対応
- ステレオ入出力機能を備えている
概要
EC-1は、ウォームなスラップバックから驚くほどゴージャスなステレオイメージを備えた広大なエコーフィードバックベッドまで、あらゆるエコーサウンドを簡単に表現できるようです。
そして、完璧に調整された低周波レスポンス、豊かなテープサチュレーション、崇高なエコーディケイを備え、チューブプリ仕様のテープエコーが届けてくれる最高のサウンドをすべて提供してくれるようです。
また、超低ノイズのディスクリートアナログJFET入力回路が、演奏に優れたレスポンスを提供し、モノからモノ、モノからステレオ、またはステレオからステレオI/Oへ、リアパネルのスイッチで切り替えられるようです。
さらに、ARM DSPチップ搭載によって、より少ない消費電力で、繊細なサウンドニュアンスまで正確に再現する高い処理能力を可能にしたようです。
プリアンプ
細心の注意を払った真空管モデリング技術を採用したプリアンプを搭載しており、入力信号に絶妙なビンテージ感を与える2つのプリアンプ回路(モデリング)から選択できるようです。
1つはクラシックなEP-2チューブプリアンプをベースにしており、ダークなハムバッカーサウンドを明るくするのに最適な強化されたハイエンド シェルフを備えているようです。
そして、もう1つのプリアンプオプション(デフォルト設定)は、EC-1の開発中に研究したEP-2ユニットの改造プリアンプ回路に基づいており、温かみあるバランスの取れたレスポンスを生成するようです。
また、どちらのプリアンプを選択しても、最大+6dBのブーストが可能なようですです。
さらに、必要に応じてプリアンプをバイパスして未処理のドライ信号を出力することもできるようです。
フィードバック
非常に豊かで高レベルのリピートを再生できるように設計されていますが、制御不能なフィードバック起こすことはないようです。
そして、発信フィードバックを起こす境目にある広いスイートスポットは、リードやリズムプレイで魅力的なバックグランドを作成できるようです。
また、リピートコントロールを最大にして、スライド式録音ヘッドテープエコーだけが生み出せるユニークなピッチ効果を鳴らしながら演奏したい場合でも、それらのエフェクトはサウンドレスポンス共に、正確に再現されるようです。
MIDI
MIDIに対応しており、本体のEXP/MIDIジャックまたはUSB-C接続を介して、コントローラーまたはDAWからのMIDIコマンドを受け、ほぼすべてのスイッチ、ノブ、および設定をリモート制御することができるようです。
そして、エコータイムは、MIDIクロックに同期させることができ、同期はプリセット毎に設定可能なようです。
また、お気に入りのプリセットは、300まで保存できるようです。
バイパス
デフォルト設定では、100%ピュアな未処理の信号を得るための機械式リレースイッチによるトゥルーバイパスになっているようです。
そして、長いケーブルを使用しても高域の劣化が起きないプレミアムクオリティーのバッファードバイパスも選択できるようです。
ステレオ入出力
ステレオ入出力機能を備えており、入力されるステレオ信号を個別に処理するため、ステレオエフェクトチェーンのどこにでも配置できるようです。
そして、信号パスのステレオ起点として使用したい場合は、モノラル入力を受けてステレオ出力することもできるようです。
また、シングルTRS入出力によって、コンパクトな駆体でありながらステレオコネクションが可能なようです。
さらに、リアパネルにある専用入力スイッチによって、モノラル入力→モノラル出力、モノラル入力→ステレオ出力、またはステレオ入力→ステレオ出力を選択してオーディオ ルーティングが決定できるようです。
コントロール
コントロールは、REC LEVEL、TIME、TAPE AGE、REPEATS、MIX、MECHANICS、FOOTSWITCHのようです。
REC LEVEL
3ポジションのトグルスイッチで、仮想「録音ヘッド」に送られる信号のアナログゲインを選択し、オプションでエコーマシンをより強くドライブしてリピートのサチュレーションを高めることができるようです。
low:ユニティーゲイン、最適化されたバイアスで最もクリーンなリピートが得られるようです。
med:6dB入力信号をブーストし、わずかにサチュレートしたリピート音が得られるようにバイアスを増加するようです。
high:12dB入力信号をブーストし、深くサチュレートしたリピート音が得られるようにバイアスを増加するようです。
TIME
ディレイタイム(録音ヘッドを再生ヘッドに近づけたり遠ざけたりする仮想的な設定)を50ミリ秒から1秒のレンジでコントロールするようです。
そしえ、スライディングレコードヘッドによるテープエコーの複雑さが忠実に再現されているため、リピート中にこのコントロールを調整すると、興味深いテープエコーの効果が生まれるようです。
TAPE AGE
物理的なテープディレイマシンで、時間の経過とともに起こるテープ劣化と同じように、テープの周波数帯域幅を制御するようです。
通常のテープは磨耗すると帯域幅が制限され、高域が甘く温かいサウンドになるようです。
そして、TAPE AGEコントロールは、この摩耗した状態を再現するようです。
最小に設定すると新鮮な全帯域テープになり、ノブを時計回りに回すと高い周波数レンジが低下するようです。
REPEATS
エコーの繰り返し回数を1回から発振まで変化させるようです。
そして、発振を起こさずに持続的に無限に繰り返すリピート音を得るには、3時に設定するようです。
MIX
エコーミックスを最小位置のフルドライから最大位置の(ドライシグナルなしの)フルウェットまでコントロールするようです。
そして、ノブ設定が3時の位置で、50/50のミックスが得られるようです。
MECHANICS
摩擦、折り目、スプライス、汚れなど、機械的な速度変動やメディアの不規則性の量を制御することができ、新鮮でクリーンな記録メディアの場合は最小に設定し、修理が必要な記録メディアの場合は最大に設定するようです。
そして、Mechanicsコントロールの下限ではモーター関連の遅いワウフラッターのみが反映されますが、1時付近ではこれらの変動は減少し、しわ、継ぎ目、キャプスタンの滑りによる速い乱れが優先され、EP-2ユニットのサウンドを再現するようです。
この設定では、ステレオスペクトル全体に広がる、独特の残響がある3次元のエコーが生み出されるようです。
また、メカニクス設定を最大値に近づけると、より遅い変動がより顕著にミックスされ、複数の不完全性のユニークな組み合わせによって、これまでに聞いたことのないゴージャスで有機的なステレオモジュレーションエフェクトが再生されるようです。
FOOTSWITCH
エフェクトのオン/オフを実行するようです。
そして、エフェクトオンでLEDがレッドに点灯するようです。
EC-1を探す
EC-1は、以下のECサイトで探せます。
EC-1を探すならこちら

まとめ
- 入力信号に絶妙なビンテージ感を与える2つのプリアンプ回路(モデリング)を選択可能
- MIDIに対応
- ステレオ入出力機能を備えている
strymonから、チューブプリの豊かな倍音を備えたクラシックな60年代のテープエコーサウンドを再現するエフェクターが出ますね。
テープエコーが好きな人や探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
EC-1を探すならこちら

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