Erick HanselのシグネチャーモデルIbanez EH10が登場
Ibanezから、AZシリーズをベースにデザインされたCHONのギタリストErick Hanselのシグネチャーモデル「EH10」が発売されます。
ネック
EH10のネックには、加熱処理されたメイプル材を使用しており、加熱処理をすることで、形状安定性、反りに対する耐久性、耐水性、温度変化に強いといった特徴が期待できるようです。
そして、ネックの厚みは数種類の試作と検証を経た結果、20.5*22.5 (at 1F*12F)がベストであると結論付けたようです。
また、フィニッシュには弾き込まれたギターのネックの様な質感のオイルフィニッシュ仕上げを採用しているようです。
さらに、チューニングのスタビリティに定評のあるGOTOH製マグナムロックマシンヘッドを採用したようです。
フレット
触れ幅の大きなチョーキングをしても音詰まりせず、コードワークでも指と手にストレスを感じさせないことをポイントとして、ネックとのコンビネーションなど複数の課題を数種類の試作に落とし込み、試行錯誤を重ねて辿り着いた305mmRのジャトバ材指板を採用しているようです。
そして、照明などでめまぐるしく変化する演奏環境に対応してくれる高い視認性を誇る3.0mm径の蓄光材ドットポジションを採用しているようです。
さらに、すべりが良く、高いチューニング安定性を誇るGraph Tech製のナットを採用しているようです。
これは、クリアなサウンドとサスティーンの良さを両立する大切なパーツのようです。
また、フレットは、クラウンの高さ1.4mm/幅2.7mm、Hv220のステンレス製を使用しているようです。
これは、メンテナンス製に優れ、音の立ち上がりが早く、コード弾きでも分離が良く、ノート弾きでもクリアな出音を特徴としているようです。
ボディ
ボディ裏面から8mmの高低差で段彫りし、ネックとの接合部を球面に仕上げることで高い演奏性を実現した"Super All Access Neck Joint"を採用しているようです。
そして、低音弦側のカッタウェイを浅めに設計しており、ボディとネックとの設地面積を最大化することで、高い演奏性を保持しながらもサスティーンとレゾナンスの良さをも両立したようです。
また、ホーンとカッタウェイはIbanezの代表機種であるRGを彷彿とさせる抉りの大きな形状で、ハイポジションでの弾きやすさを実現しているようです。
ピックアップ
フロントピックアップには、Seymour Duncan Alnico II Pro Neck Pickupを搭載しているようです。
このピックアップは、Alnico-2マグネットを採用しており、スムースな高音域とウォームな低域が特徴で、適度なワインディングにより弦振動を損なわず、素晴らしいサステインが得られるようです。
また、リアピックアップには、Seymour Duncan Hyperion Bridge Pickupを搭載しているようです。
このピックアップは、Seymour Duncan社とのコラボレーションによって生まれたピックアップで、歪ませてもどこかに原音のクリーンさを残すように、すべからく出力を抑え気味にして、ピッキングの追従性と再現性にポイントをおいたカスタムピックアップのようです。
そして、マグネットは全てAlnico-5を採用しているようです。
ブリッジ
多くのプレイヤーやブランドからトレモロブリッジの決定版として定評のあるGOTOH 510ブリッジをIbanezとGOTOHとのコラボレーションで新生させたT1502 tremolo bridgeを搭載しているようです。
そして、立ち上がりが良さとタイトなサウンドを実現する切削スチール製サドルと亜鉛ダイキャスト製のイナーシャブロックを採用し、コードワークでの音の分離感の良さも特徴としているようです。
また、弦間ピッチは10.5mmのナロースペーシング設計で、スキッピングやハイブリッドピッキングを多用するプレイヤーが要求する弦間をまたいだピッキングのしやすさを追求したようです。
まとめ
- Erick Hanselのシグネチャーモデル
- ネックに加熱処理されたメイプルを使用
- Seymour Duncanのピックアップを搭載
- IbanezとGOTOHとコラボしたT1502 tremolo bridgeを搭載
Ibanezから、CHONのギタリストErick Hanselのシグネチャーモデルが出ますね。
彼のファンの人やIbanezのギターが好きな人は、検討してみてはいかがでしょうか。
EH10についてはこちらを参照してください。