エレアコを試奏しました
一昨日は、いつも利用させてもらってる島村楽器さんにギターを見に行きました。
そこで3本のエレアコを試奏させてもらいました。
Takamine TDP75Sを試奏
最初に試奏したのは、TakamineのTDP75Sです。
このギターは、島村楽器とTakamineのコラボモデルで、プリアンプに真空管を搭載したCTP-3を搭載し、ボディトップにスプルース単板を、ボディバック・サイドにメイプルの合板を使用しているようです。
生音は、軽快でストロークが気持ちよかったです。
また、ボディが小さくてネックも大きくなかったので、弾きやすかったです。
そして、アンプにつないだ音は、プリアンプのイコライザーがフラットな状態では高音がきつく感じました。
しかし、真空管の駆動率を上げ目にして、トレブルを下げると好みの音が出ました。
Takamine DMP50Sを試奏
次に、TakamineのDMP50Sを試奏しました。
このギターも島村楽器とTakamineのコラボモデルです。
このギターのプリアンプはCT4-DXなので、真空管は搭載されていないようですが、パラスティックピックアップとコンタクトピエゾピックアップを搭載したデュアルピックアップ仕様のようなので、ボディヒット音もしっかりと出せ、多彩な奏法に対応できるようです。
木材は、ボディトップにスプルース単板を、ボディバックにローズウッド単板を、ボディサイドにローズウッド合板を採用しているようです。
生音は、TDP75Sよりかは太い音がしましたが、モッサリとした印象でした。
そして、TDP75Sよりもネックも大きて若干弾きにくかったです。
また、アンプにつないだ音は、パラスティックピックアップの比率を上げると高音がきつく、コンタクトピエゾピックアップの比率を上げるとノッチフィルター無しではハウりやすかったです。
そのため、TDP75Sと比べると音作りがしにくかったです。
K.Yairi BM-65Cを試奏
最後に試奏したのは、K.Yairi BM-65Cの2018年限定モデルです。
このギターは、2018年10月12日(金)公開映画「音量上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」の劇中で使用されるモデルのようで、ボディカラーが「ウルトラマリン」に変更され、ヘッドは黒グロス、白ピックガードとなっています。
そして、ボディトップにスプルース単板、ボディバック・サイドにマホガニー合板を採用し、プリアンプにFISHMAN Presys+を搭載しています。
生音は軽快な音でしたが、低音が足りないように感じました。
しかし、ボディが小さくてネックも大きくなかったので、弾きやすかったです。
また、アンプにつないだ音は、プリアンプのイコライザーがフラットな状態では高音がきつく感じましたが、トレブルを下げると好みに近い音が出ました。
まとめ
- Takamine TDP75Sの生音は軽快でストロークが気持ちよく、アンプからの音はプリアンプのイコライザーがフラットな状態では高音がきつい
- Takamine DMP50S生音はTDP75Sより太い音だがモッサリし、アンプからの音はパラスティックピックアップの比率を上げると高音がきつく、コンタクトピエゾピックアップの比率を上げるとノッチフィルター無しではハウりやすい
- K.Yairi BM-65Cの生音は軽快な音だが低音が足りない、アンプからの音はプリアンプのイコライザーがフラットな状態では高音がきつい
今回試奏したギターは、それぞれ個性があったので、弾き比べることができてよかったです。
そして、今回試奏した中では、TakamineのTDP75Sが良かったです。
もし、ドレッドノートジュニアを持っていなければ、購入していたと思います。
これからは、TDP75Sを候補に入れつつギターを探そうと思います。
Takamine TDP75Sについてはこちらを参照してください。
Takamine DMP50Sについてはこちらを参照してください。
K.Yairi BM-65Cについてはこちらを参照してください。