所有エフェクター紹介その10 BOSS BD-2W
今日は所有エフェクターの中からBOSSのBD-2Wを紹介します。

概要
BD-2Wは技クラフトシリーズとして、SD-1Wと共に2014年の9月頃に発売されました。かなり簡単に言うと、技クラフトシリーズはBOSSのエフェクターをBOSS自身がカスタムしたセルフモデファイエフェクターです。BD-2WはBD-2
が基になっています。
技クラフトシリーズには、SD-1やBD-2のような現行機種だけではなく、DM-2やCE-2のような生産終了機種が基になっているものもあります(事実上の復活)。BD-2Wには初期の台湾製とマイナーチェンジ後の日本製がありますが、僕のは台湾製です。
SモードとCモード
BD-2WにはLEVEL、TONE、GAINの3つのツマミとオリジナルには無いモード切り替えスイッチがあります。モード切り替えスイッチによって、オリジナル音色を再現しようとしているS(スタンダード)モードと音が太くなるC(カスタム)モードを切り替えることができます。
Sモードでは、TONEツマミを上げるとジャキっとした音になるので、歯切れの良い音が作りやすいです。このモードでは、GAINツマミを10時ぐらいにしてバッキングするのが好きです。また、GAINツマミを上げればリードでも使える歪み量が得られるので、低音が強いアンプの場合は、Sモードが良いかもしれません。
Cモードでは、Sモードと比べると音が太くなります。太い音を求める時はこちらのモードをオススメします。このモードでは、GAINツマミをガッツリ上げてリードを弾くのが好きです。また、GAINツマミを9~10時ぐらいに抑えれば、太い音でのバッキングもできます。アンプの高音が強いアンプの場合は、Cモードが良いかもしれません。
追従性
BD-2Wはギターのボリュームに対する追従性が良いエフェクターです。GAINツマミを3時近くまで上げなければ、クリーンになってくれます。逆に、ギターのボリュームを絞った状態で歪ませるには、GAINツマミを3時近くまで上げなければなりません。
まとめ
- SモードとCモードを切り替え可能
- Sモードはジャキっとした音になるので、歯切れの良い音が作りやすい
- CモードはSモードよりも音が太くなる
BD-2Wはオリジナルと比べると値段が高いですが、色々な場面で使いやすいエフェクターです。楽器屋で見かけたら、ぜひとも試奏してみてください。
日本製なら↓から買えます。
BD-2Wについてはこちらを参照してください。