12種類のリバーブタイプを搭載したBOSS RV-200が登場

2023年11月11日

BOSSの200シリーズから、12種類のリバーブタイプを搭載したリバーブペダル「RV-200」が発売されます。

発売予定日は2023年11月18日(土)のようです。

BOSS RV-200の特徴

クラス最高峰の音質を実現
作成した音色をユーザーメモリーとして保存可能
12種類のリバーブタイプを搭載
外部コントロールの拡張に対応

1. 概要
2. コントロール
3. 12種類のリバーブタイプ
4. 外部コントロールの拡張
5. ECサイトで探す
6. まとめ

概要

RV-200は、サンプリングレート96kHz、AD/DA変換32bit、内部演算32bit float(浮動小数点)によるクラス最高峰の音質を実現し、残響の初期反射から残響音が消えるまでを高い解像度で再現することによって、空間の隅々まで鮮明かつ自然なリバーブサウンドで満たすことができるようです。

そして、作成した音色をユーザーメモリーとして保存できるため、楽曲毎の世界観に合わせた残響を加えることが可能なようです。

また、2つのフットスイッチは、機能のカスタマイズにも対応し、音色の切り替えやエフェクトのON/OFFはもちろん、リバーブ音を持続するHOLD、幻想的なリバーブを作り出すWARP、アグレッシブな回転感が得られるTWISTなど、ユニークな効果をアサインすることでパフォーマンスをより印象付けることができるようです。

ロリポップ

コントロール

直感的な操作性によって、プレイヤーが理想とするサウンドへとスムーズに導くようです。

そして、TIME、E. LEVEL、PRE-DELAYに加え、音質を整えるLOWとHIGHをそれぞれ独立したノブで直感的にコントロール可能なようです。

また、DENSITYボタンでは、リバーブの密度を6段階で調節できるため、パラメーターを最大値に設定すれば濃密で存在感のあるリバーブサウンドも簡単に得られるようです。

さらに、使用するリバーブタイプの個性を引き出すPARAMノブを搭載しており、ノブを回すだけで簡単に好みのサウンドが得られるようです。

12種類のリバーブタイプ

バリエーション豊かな12種類のリバーブタイプが用意されているため、幅広いジャンルでの演奏に対応できるようです。

リバーブタイプは以下のようです。

ROOM	室内での残響をシミュレートしたリバーブ。 PARAMノブでシミュレートする部屋の大きさを4段階調節できる。
HALL	コンサートホールでの残響をシミュレートしたリバーブ。 PARAMノブでシミュレートするホールの大きさを3段階調節できる。
PLATE	金属板の振動を利用したリバーブユニットであるプレートリバーブをシミュレート。 PARAMノブで高音域と低音域の減衰量を調節できる。
SPRING	ギターアンプに内蔵されることの多いスプリングリバーブをシミュレート。 PARAMノブでスプリングの本数を1～3本から選択。
SHIMMER	高域のきらびやかさが特徴のリバーブ。倍音の広がりに包まれた幻想的な残響音が得られる。 PARAMノブで倍音の広がりを調節できる。
ARPVERB	アルペジオサウンドをモチーフにした動きのある残響音が得られる。 PARAMノブでアルペジオサウンドのアタックを調節できる。
SLOWVERB	ゆるやかな立ち上がりと柔らかな倍音を含むサウンド。 PARAMノブでダイレクトサウンドの音量を調節できる。
MODULATE	ホールの残響にゆらぎを加えることで、心地よい残響音が得られるリバーブ。 PARAMノブで加えるゆらぎの深さを調節できる。
+DELAY	ディレイと組み合わせたリバーブ。相乗効果によるリッチな残響音が得られる。 PARAMノブでディレイの音量を調節できる。
LO-FI	意図的に音質を劣化させたリバーブサウンド。 PARAMノブで音質の劣化具合を調節できる。
GATE	残響のリリース音を素早くカットするメリハリのあるリバーブ。 PARAMノブでリバーブのサスティンを調節できる。
REVERSE	リバーブサウンドを逆再生する。 PARAMノブで高い周波数成分を調節できる。