Ibanez AZ2203N登場!幅広く使えるクリーントーンをコンセプトとしたSSS配列のギター!
Ibanezから、幅広く使えるクリーントーンをコンセプトとしたSSS配列のエレキギター「AZ2203N」が発売されます。
ボディカラーは、ATQ(Antique Turquoise)とBK(Black)の2色のようです。
電装系
AZ2203Nは、Seymour Duncanと共同開発したピックアップの「Fortuna」を3基搭載しているようです。
これは、ナチュラルで幅広いジャンルに対応できるクリーントーン、プレイニュアンスの出しやすさを求めて開発したピックアップのようです。
そして、シーンによって使い分けられる様々なペダルエフェクトとの相性の良さも考慮した、中出力のピックアップでもあるようです。
また、伝統的なSSS配列、5Wayスイッチ仕様を基本としながらも、ネック側もしくはブリッジ側のピックアップの音をブレンドすることによって、バリエーション豊かなサウンドを奏でられる「ブレンダー」機能を搭載しているようです。
さらに、ジャック側のトーンノブの回し具合と5-Wayピックアップセレクターの位置を組み合わせることによって、ネック側またはブリッジ側ピックアップのミックス具合が調節可能で、演奏中でも手軽に操作でき、サウンドメイクの幅を広げるようです。
トレモロブリッジ
様々な材のブリッジを検証、分析し、SSS配列のギターらしい歯切れのよいクリスピーなサウンドとプレーン弦のきらびやかな高音が特長のスチール製のサドルとイナーシャブロックを採用したT1502Sトレモロブリッジを搭載しており、弦間ピッチは10.5mmのナロースペーシング設計で、スキッピングやハイブリッドピッキングを多用するプレイヤーが要求する、弦間をまたいだピッキングのしやすさを追求しているようです。
そして、Ibanez Edgeトレモロのアームやウルトラライトトレモロアームも流用できるアームソケットを採用しており、従来のアームの様に回し入れることなくスナップインでアームを装着することが可能で、アーム取り付け部のトルクキャップを回転させて、簡単にトレモロアームのトルク調整ができるようです。
加えて、スタッドに埋め込まれたイモネジでがっちりと固定することで、チューニングのスタビリティやレゾナンスに大きく貢献するスタッドロック機構をも標準装備しているようです。
また、ボディ上面はリセスなしとしており、ブリッジプレートとギターのボディがダイレクトに接するため、音の強弱の表現力とプレイニュアンスの再現性向上、レゾナンスの良さが特長のようです。
さらに、弦振動をさらに効果的にボディへと伝達する5本掛けスプリングを採用し、スプリングの「共振/共鳴」を抑えるために装着したゴム製のスプリングミュートを装備しているようです。
ネック
ネックには窒素加熱処理技術である「エステック処理」されたメイプルを使用しており、フィニッシュには弾き込まれたギターのネックの様な質感のオイルフィニッシュ仕上げを採用しているようです。
エステック処理された木材は、形状安定性、反りに対する耐久性、耐水性、温度変化に強いといった特徴を持っており、日本国内で特許技術を取得しているようです。
また、ネック幅はナットで42mm、最終フレットで56.4mmに設定し、ローフレット部では握り込みやすさ、ハイフレット部にかけては親指をネック裏に置くクラシカルスタイルでの演奏性を特に配慮した形状となっているようです。
そして、油含浸した牛骨ナットを採用し、チューニングの安定性に大きく貢献するナットの滑りの良さとビンテージギターの様なレゾナンスを実現しているようです。
さらに、チューニングのスタビリティに定評のあるGotoh製マグナムロックマシンヘッドを採用しており、H.A.P(Height Adjustable Post)機構を搭載しているため、ポスト高さを調節することが可能で、各弦毎に適切なテンションが得られるようです。
指板
ローポジションでの握り込んだコードフォーム、ハイフレットでのリードプレイのどちらにも対応するために、コンパウンドラディアス指板を採用したようです。
そして、指板材は、バランスの取れたサウンドキャラクターで、暖かみのあるトーンが特長のローズウッドを採用しているようです。
また、指板とネックの接着面から指板エッジにかけてなだらかに落とし込むようにシェイピングし、指板エッジを丸めたコンフォートグリップを採用しており、ボールミル加工によって正確にかつ確実にその形状を再現しているようです。
さらに、照明などでめまぐるしく変化する演奏環境に対応してくれる、高い視認性を誇る3.0mm径の蓄光材ドットポジションを採用しており、暗いステージの上でも自分の弾きたい音を見失うことはないようです。
ネックジョイント
また、ボディ裏面から8mmの高低差で段彫りし、ネックとの接合部を球面に仕上げることで高い演奏性を実現した"Super All Access"ネックジョイントを採用しているようです。
そして、低音弦側のカッタウェイを浅めに設計しており、ボディとネックとの設地面積を最大化することで、高い演奏性を保持しながらもサスティーンとレゾナンスの良さをも両立しているようです。
まとめ
- Seymour Duncanと共同開発したFortunaを3基搭載
- ブレンダー機能を搭載
- T1502Sトレモロブリッジを搭載
- エステック処理されたメイプルネックを採用
Ibanezから、幅広く使えるクリーントーンをコンセプトとしたSSS配列のエレキギターが出ますね。
SSS配列のストラトタイプを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
AZ2203Nについてはこちらを参照してください。
ECサイトで探す
AZ2203Nは、以下のECサイトで探せます。