Scott LePageのシグネチャーモデルIbanez SLM10が登場
Ibanezから、AZシリーズをベースにデザインされたPolyphiaのギタリストScott LePageのシグネチャーモデル「SLM10」が発売されます。
ボディ
SLM10は、ボディトップにキルトメイプルを、ボディバックにバスウッドを使用しているようです。
そして、薄く仕上げたボディコンターと大きめのエルボーコンターを採用しているようです。
また、ホーンとカッタウェイは、Ibanezの代表機種であるRGを彷彿とさせる抉りの大きな形状で、ハイポジションでの弾きやすさを実現しているようです。
ネック
ネックと指板には、加熱処理が施されたメイプル材を採用しており、加熱処理をすることで、形状安定性、反りに対する耐久性、耐水性、温度変化に強いといった特徴が期待できるようです。
そして、指板Rは、触れ幅の大きなチョーキングをしても音詰まりせず、コードワークでも指と手にストレスを感じさせないことをポイントとして、ネックとのコンビネーションなど複数の課題を数種類の試作に落とし込み、試行錯誤を重ねて辿り着いた305mmRを採用しているようです。
さらに、ネックの厚みは数種類の試作と検証を経た結果、20.5*22.5 (at 1F*12F)がベストであると結論付けたようです。
また、フィニッシュには弾き込まれたギターのネックの様な質感のオイルフィニッシュ仕上げを採用しているようです。
フレット
フレットは、クラウンの高さ1.4mm/幅2.7mm、Hv220のステンレス製を使用しているようです。
そして、メンテナンス製に優れ、音の立ち上がりが早く、コード弾きでも分離が良く、ノート弾きでもクリアな出音を特徴としているようです。
蓄光材ドットポジション
3.0mm径の蓄光材ドットポジションを採用しているようです。
そして、照明などでめまぐるしく変化する演奏環境に対応してくれる高い視認性を誇るようです。
ネックジョイント
ボディ裏面から8mmの高低差で段彫りし、ネックとの接合部を球面に仕上げることで高い演奏性を実現した"Super All Access Neck Joint"を採用しているようです。
そして、低音弦側のカッタウェイを浅めに設計し、ボディとネックとの設地面積を最大化することで、高い演奏性を保持しながらもサスティーンとレゾナンスの良さをも両立したようです。
ブリッジ
多くのプレイヤーやブランドからトレモロブリッジの決定版として定評のあるGOTOH 510ブリッジをIbanezとGOTOHとのコラボレーションで新生させたブリッジのT1502 tremolo bridgeを搭載しているようです。
そして、立ち上がりが良さとタイトなサウンドを実現する切削スチール製サドルと亜鉛ダイキャスト製のイナーシャブロックを採用し、コードワークでの音の分離感の良さも特徴としているようです。
また、弦間ピッチは、10.5mmのナロースペーシング設計で、スキッピングやハイブリッドピッキングを多用するプレイヤーが要求する弦間をまたいだピッキングのしやすさを追求したようです。
ペグ
ペグには、チューニングのスタビリティに定評のあるGOTOH製マグナムロックマシンヘッドを採用しているようです。
ナット
ナットには、すべりが良く、高いチューニング安定性を誇るGraph Tech製を採用しているようです。
これは、クリアなサウンドとサスティーンの良さを両立する大切なパーツのようです。
ピックアップ
フロントピックアップとミドルピックアップには、DiMarzio True Velvet Single Coil Pickupを搭載しているようです。
このピックアップは、クリーンかつブライトなシングルピックアップであることに加え、ハイフレット域のトーンからスウィートさを失わないよう設計したシングルピックアップのようです。
そして、リアピックアップには、DiMarzio IGNO Humbucker Pickupを搭載しているようです。
このピックアップは、“Dig in”したいときに必要なパワーを提供するアルニコ8マグネット製のハムバッカーで、DiMarzio独自のデュアルレゾナンス技術によってウォームなレスポンスと適度なミドル特性を保ち、かつトレブルとベースの分離感とクラリティをも確保したScottのシグネチャーモデルピックアップのようです。
まとめ
- Scott LePageのシグネチャーモデル
- ボディトップにキルトメイプルを、ボディバックにバスウッドを使用
- ネックと指板に加熱処理が施されたメイプル材を採用
- T1502 tremolo bridgeを搭載
Ibanezから、Scott LePageのシグネチャーモデルが出ますね。
ファンの人は検討してみてはいかがでしょうか。
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