
何十年もの間、無数のギタリストが挑み続けてきた“改造Marshall”というカルチャーの歴史に敬意を表し、Marshall自らが手がけた公式改造Marshallの「Modified Series」が発売されます。
ラインナップは、1959HWをベースにした「1959MS」と2203(JCM800)をベースにした「2203MS」のようです。

\\主な特徴//
- 1959MSは現代の音楽シーンでも扱いやすい仕様を追加
- 2203MSは現代の音楽シーンに向けて公式に再設計
1959MSについて

1959MSは、Marshallの改造トレンドにインスパイアされて生まれたモディファイドバージョンの1959モデルで、1959HW(ハンドワイヤード)を基にしながら、現代の音楽シーンでも扱いやすい仕様を追加したようです。
そして、ノーマル低感度入力部にマスターボリュームの搭載することによって、音量のコントロールがしやすくなり、小音量でもチャンネルボリュームだけで豊かな歪みが得られる設計となっており、つまみを時計回りいっぱいに回した状態が、オリジナル1959と同様のボリューム設定のようです。
また、チャンネルIとIIをリンクさせて、2つのプリアンプを同時に鳴らす伝統的な使い方も可能なようです。
さらに、プリアンプの歪み量をブーストできるクリッピングオプションや高域成分を補正して本来のサウンドキャラクターを再現できるブライトスイッチも新たに搭載しているようです。

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2203MSについて

2203MSは、JCM800の誕生以来数え切れないほどのミュージシャンやアンプエンジニアによって改造されて独自の進化を遂げてきた歴史に敬意を払いながら、Marshallが現代の音楽シーンに向けて公式に再設計した改造Marshallの“最終形”とも言えるモデルのようです。
そして、2段階のクリッピングを選べるOD I/IIスイッチを搭載し、これまでエフェクターで補っていた歪み量をアンプ本体だけでまかなえるよう設計されており、JCM800の本来のキャラクターを保ちながら、より深く、よりパワフルなドライブサウンドを実現しているようです。
また、中域を強調するミッドブーストスイッチを搭載し、オーバードライブペダルでアンプをプッシュしてきたようなサウンドメイクを内蔵機能で再現でき、ブーストされた中域が抜けの良いリードトーンを生み出し、ソロやハードなリフに最適なチューニングが可能なようです。
加えて、ローエンドを引き締めるローカットスイッチを搭載し、低域の一部帯域をカットすることで、よりタイトで輪郭のはっきりしたサウンドに調整でき、ギターの存在感が増し、アンサンブル内でも埋もれにくいトーンを実現するようです。
さらに、レベルコントロールとバイパススイッチが付いたエフェクトループを搭載しているようです。

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まとめ
- 1959MSは現代の音楽シーンでも扱いやすい仕様を追加
- 2203MSは現代の音楽シーンに向けて公式に再設計
Marshall自らが手がけた公式改造Marshallが出ますね。
Marshallのアンプが好きな人や探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
Modified Seriesについてはこちらとこちらを参照してください。
\\紹介したアコギの一覧//
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