YAMAHA FG/FS Red Labelシリーズ登場!赤ラベル期をモチーフにしたアコギ!
YAMAHAから、赤ラベル期のギターをモチーフにした「FG/FS Red Labelシリーズ」が発売されます。
ラインナップは、トラッドウェスタンタイプの「FGX5」、「FG5」、「FGX3」、「FG3」とフォークタイプの「FSX5」、「FS5」、「FSX3」、「FS3」のようです。
そして、FGX5、FG5、FSX5、FS5は日本製のようです。
概要
FG/FS Red Labelシリーズは、FGのオリジナルヘッドシェイプに音叉を型どったロゴをあしらい、トラスロッドカバーにはYAMAHAギターの原点を示す"Since 1966″を刻印しているようです。
そして、現代の高い精度で作られているオープンタイプのチューニングギアやFG-180に良く似た色と形のナットを採用しているようです。
また、FGX5、FG5、FSX5、FS5のナットとサドルには牛骨が採用されているようです。
これは、FGX3、FG3、FSX3、FS3に採用されているユリアと比べて、非常に硬く装着の際に高い技術を要しますが、弦からネック、胴体にかけてより効果的な音の伝達を実現するようです。
ボディ
表板には、A.R.E.を施したシトカスプルース単板を採用しているようです。
A.R.E.とは、温度、湿度、気圧を高精度に制御することにより、製材後長期間を経た木材の経年変化と同様の変化を短期間で生みだすことによって音の伝達と振動効率を上げ、中低音成分の伸びの促進と高音成分の立ち上がりの増大や減衰の高速化を実現するYAMAHA独自の技術のようです。
そして、A.R.E.を施すことにより、バランスが良く耳障りな倍音成分の少ない熟成された温かみのあるサウンドが得られ、何年も弾き込んだギターのような音を作り出すようです。
また、側裏板には、ソリッドマホガニーを採用しており、マホガニーならではの暖かみある豊かな中域を実現しているようです。
さらに、理想的な暖かみのある音色の獲得を目指し、最新の音響解析シミュレーション技術を駆使した疑似試作と木工製作による試作を組み合わせ改良を重ねて耐久性を損なうことなく低音域を増強する新開発のスキャロップドブレイシングを採用しており、木材自体の特性やFG、FSそれぞれの胴型に対して最適化されているようです。
ピックアップ
FGX5、FGX3、FSX5、FSX3には、新開発のAtmosfeel(アトモスフィール)ピックアップシステムが搭載されているようです。
Atmosfeelは、アンダーサドルのピエゾセンサーが低域を、プリアンプに搭載されたマイクが中低域を、 独自開発の非常に薄いコンタクトセンサーが高域を捉える3Wayピックアップシステムで、3つの異なるピックアップが各音域を確実に捉えるようです。
そして、 コントローラー部の非常にシンプルな操作により、自然なアコースティックサウンドをそのままラインアウトするようです。
また、コントロールは、アンダーサドルとコンタクトセンターで拾ったサウンドにプリアンプ上に装着されたマイクサウンドを手元で簡単に混ぜ合わせることができるマイクブレンド、マスターボリューム、 バンド編成で低域をカットする必要のあるギタリストやフィンガースタイルプレイヤーが低域を支えて欲しい時などに中心周波数帯域を調整することができるBass EQの3つのようです。
まとめ
- 赤ラベル期のギターをモチーフにしたアコギ
- 現代の高い精度で作られたオープンタイプペグやFG-180に良く似た色と形のナットを採用
- 表板にA.R.E.を施したシトカスプルース単板を、側裏板にソリッドマホガニーを採用
- FGX5、FGX3、FSX5、FSX3は新開発のAtmosfeelピックアップシステムを搭載
YAMAHAから、赤ラベル期をモチーフにしたギターが出ますね。
オリジナルと比べて改良がなされているようなのでとても気になります。
楽器屋に入荷したらぜひとも試奏したいです。
赤ラベル期のギターが好きな人や探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。