TRIAL New Old-D.I.+、New Old-D.I.+ST登場!アクティブDIのNew Old-D.I.の新バージョンとそれのステレオモデル!
TRIALから、アクティブDIのNew Old-D.I.の新バージョン「New Old-D.I.+」とNew Old-D.I.+のステレオモデル「New Old-D.I.+ST」が発売されます。
発売予定日は2024年2月22日のようです。
- New Old-D.I.+はトランス+バッファプリアンプの独自設計アクティブDI
- New Old-D.I.+STはNew Old-D.I.+のステレオモデル
- New Old-D.I.+STには電池による電源供給とBuffered Outは搭載していない
New Old-D.I.+について
概要
New Old-D.I.+は、急激な音量差や繊細なタッチへの反応が求められる楽器用の機材として、独自の回路設計を採用しており、楽器の生々しさを表現しやすい”出力トランス”、そのトランスの特性をサポートし、楽器からの微弱な信号も直接入力することが出来る”バッファプリアンプ”が組み込まれているようです。
そして、バッファプリアンプには、より安定した信号出力を得られるヘッドフォンアンプを応用した回路を採用し、トランスの分厚さや奥行きに加え、トランスが本来併せ持つ繊細さも最大限に引き出しているようです。
また、楽器や他の機材との相性を選ばないアクティブ仕様で、パッシブベース、エレアコ、エフェクター、シンセサイザーなど、様々な信号入力に対応するようです。
さらに、DIの標準機能であるグランドリフト、PADアッテネーターも装備しており、スイッチのガードパイプや信頼性の高いコネクタパーツなど、長期的な耐久性も考慮したデザインとなっているようです。
2つのアウトプット
一般的なDIは、ミキサーへ信号をキャノンケーブルで送り、ステージ上のアンプへはスルーアウトから信号を送るようです。
しかし、スルーアウトは、DIのメイン回路を通さない出力であるため、気に入って選んだDIの音をアンプから鳴らすことはできません。
この問題を解消するために、New Old-D.I.+には2つのトランスが組み込まれているようです。
1つはBalanced Out用、もう1つはBuffered Out用で、全く同じトランスを内部で2基使用することによって、Buffered OutとBalanced Outからは全く同じクオリティの信号が出力され、アンプへもNew Old-D.I.+のサウンドを送り込む事が可能となるようです。
これによって、ステージ上のキャビネットとフロントスピーカーを共に違和感なく鳴らすことができるようです。
3Way電源
供給電源に3wayスタイルを取り入れており、ファンタム電源、9V電池、9~18Vのエフェクター電源の3つが使用可能なようです。
そして、エフェクター電源を使用可能とすることで、ペダルボードへの組み込みが容易になり、スタジオで使用したボード環境のままステージに上がることもできるようです。
また、電源の切り替えは内部で自動的に行われ、ファンタム電源供給時はファンタム電源が優先、次にDCケーブルが接続されていればエフェクター電源が優先となるようです。
さらに、消費電力が極めて少ないため、長時間のステージやレコーディングでも安心して電池を使用できるようです。
New Old-D.I.+STについて
New Old-D.I.+STは、特注仕様だったステレオ仕様をNew Old-D.I.のバージョンアップに伴って、一般販売のラインナップへ追加したNew Old-D.I.+のステレオモデルのようです。
そして、ステレオ出力のリバーブエフェクトや鍵盤・シンセサイザーなどとの組み合わせに便利な2in1仕様で、独立した2回路のD.I.がワンパッケージに収められているようです。
また、純粋にDI機能のみをステレオ化することで、持ち運びや運用に便利なコンパクトサイズにまとめたため、電池による電源供給とBuffered Outは搭載していないようです。
まとめ
- New Old-D.I.+はトランス+バッファプリアンプの独自設計アクティブDI
- New Old-D.I.+STはNew Old-D.I.+のステレオモデル
- New Old-D.I.+STには電池による電源供給とBuffered Outは搭載していない
TRIALから、New Old-D.I.の新バージョンとそれのステレオモデルが出ますね。
アクティブDIを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。
New Old-D.I.とNew Old-D.I.+STについてはこちらを参照してください。