ASTURIASのアコギD. CUSTOM、E.C.PRE-WARを試奏しました
1ヶ月程前に楽器屋で、ASTURIASの「D. CUSTOM」と「E.C.PRE-WAR」を試奏しました。
- D. CUSTOMはシトカスプルース単板トップ、インディアンローズウッド単板サイド・バックのドレッドノートタイプ
- D. CUSTOMはアルペジオで1音1音がしっかりし、ストロークで太い音がする
- E.C.PRE-WARはシトカスプルース単板トップ、インディアンローズウッド合板サイド・バックの000タイプ
- E.C.PRE-WARはレスポンスが良く、低音がスッキリしている
D. CUSTOMを試奏
最初に、D. CUSTOMを試奏しました。
D. CUSTOMは、トップにシトカスプルース単板を、サイド・バックにインディアンローズウッド単板を使用したドレッドノートタイプのギターです。
アルペジオで弾くときれいな音が出ており、1音1音がしっかりしていました。
そして、ストロークで弾くと太い音が出ました。
この太さは、D-28のようなサイド・バックがローズウッドのドレッドノートならではと思いました。
このギターは、大きいサイズのギターでしたが、アルペジオも大丈夫だったので、フィンガーピッキングからストロークまで幅広く使えると思いました。
また、太い音を求めている人に最適だと思いました。
良いギターでしたが、購入はしませんでした。
その理由は、カッティングを多用する僕の演奏スタイルでは、音が太すぎるからです。
しかし、太い音を求めている人には、良いギターだと思います。
E.C.PRE-WARを試奏
次に、E.C.PRE-WARを試奏しました。
E.C.PRE-WARは、トップにシトカスプルース単板を、サイド・バックにインディアンローズウッド合板を使用した000タイプのギターです。
そして、スケール632.5mmの000タイプですが、MartinのOMのようなピックガードが付いています。
アルペジオで弾くとD. CUSTOMよりも音が速く出ました。
レスポンスが良いので、速いフレーズにも対応できそうだと思いました。
また、ストロークで弾くと低音がスッキリした音が出ました。
このレスポンスの良さとスッキリした低音は、000-28のようなサイド・バックがローズウッドの000サイズならではと思いました。
良いギターでしたが、購入はしませんでした。
その理由は、カッティングをした際に、コンプ感を感じたからです。
コンプ感のないヌケの良い音が好みなので、購入候補から外しました。
しかし、フィンガーピッキングが中心の人には、良いギターだと思います。
まとめ
- D. CUSTOMはシトカスプルース単板トップ、インディアンローズウッド単板サイド・バックのドレッドノートタイプ
- D. CUSTOMはアルペジオで1音1音がしっかりし、ストロークで太い音がする
- E.C.PRE-WARはシトカスプルース単板トップ、インディアンローズウッド合板サイド・バックの000タイプ
- E.C.PRE-WARはレスポンスが良く、低音がスッキリしている
今回試奏したギターは、僕の演奏スタイルに合わなかったので、購入しませんでしたが、良い音がするギターでした。
サイド・バックがローズウッドのドレッドノートタイプと000タイプを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。