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MESA/BOOGIE Rosette Acoustic DI Preamplifier、Rosette 300登場!アコギ用プリアンプとアコギ用コンボアンプ!

2021年9月12日

MESA/BOOGIEから、アコギ用プリアンプRosette Acoustic DI Preamplifierとアコギ用コンボアンプRosette 300が発売されます。

Rosette Acoustic DI Preamplifierについて

Rosette Acoustic DI Preamplifier(以下Rosette DI)は、MESA/BOOGIE初のアコギ用プリアンプのようです。

Rosette DIでは、入力ゲインとフェイズは INPUTコントロールと PHASEスイッチでそれぞれ扱われるようです。そして、最適化された電流バイアスがかかったFETインプットステージにより、ワイドレンジなハイインピーダンスピックアップにも対応できるようです。

また、ピックアップ出力と出力スピーカーとの位相の関係性は、Rosette DIの PHASEスイッチを切り替えることで簡単に比較することが可能で、フィードバックを減らしたり排除したり、トーン全体を改善することができるようです。

Rosette DIのNOTCH FILTERは選択された周波数をナローバンドでカットし、フィードバックを引き起こす共振周波数を除去できるようです。そして、周波数を選択するにはノブを時計回りに回すようです。

HI-PASSは時計回りに回すことでサブハーモニックレンジの周波数をカットする非常に役立つフィルターで、ステージ上の不要な低域のフィードバックを除去するだけでなく、特定の楽器や音楽スタイルにおいてはローエンドを引き締める効果も生み出すようです。

フットスイッチで切替可能なBOOSTは、ソロフレーズを演奏するなどの特定の場面でレベルを上げるための機能のようです。そして、BOOST LEVELは、BOOSTスイッチをONにした時のブースト量を設定するようです。

また、MUTEスイッチはリアパネルのアウトプットで信号をミュートしますがサイドパネルのTUNERアウトプットの信号をミュートしないので、曲間などでのサイレントチューニングに有効ようです。

EQセクションは、シェルビングタイプのBASS、TREBLEコントロールに加え、LOWおよびHIGHミッドレンジの周波数をカバーする2つのセミパラメトリックMIDバンドで構成されているようです。そして、それぞれ+/-12dBのブースト/カットが可能のようです。

MIDコントロールは、隣接するミッドレンジ周波数の限定されたコントロールに対して帯域を組み合わせて調整することや、または一方はフィードバックを抑えるための調整にもう一方をトーンシェイピングとして使用することもできるようです。

Rosette DIのバランスタイプのXLRと1/4″フォンのPREAMP OUT端子は、ステージのモニターボード、レコーディングコンソール、パワーアンプもしくは大型のステージ機材用のパワードモニターへRosette DIのプリアンプセクションを経由したサウンドを出力するようです。

XLR PREAMP OUTはバランスタイプ、1/4″PREAMP OUTはアンバランスタイプのジャックになっており、両端子ともラインレベルに対応した出力レベルのようです。

バランスタイプのXLR DIRECT OUTPUTは、SOURCEスイッチを切り替えることでダイレクトシグナルの出力ポイントをPRE/POSTの2ポジションで選択することができるようです。

このアウトプットはマイクレベルインプットに最適化されており、ライブ会場のコンソールへのシグナル送信や、録音後にサウンドのシェイピングやプロセッシングを行う場合にプリアンプで加工されてないサウンドを必要とするレコーディングなどに適しているようです。

XLRタイプのDIRECT OUTPUTは、インプットバッファーステージ直後でゲインコントロールと4バンド EQの前段のシグナルを送り出すPRE とプリアンプと4バンドEQを経由した後のシグナルを送り出すPOSTの2ポジションから選択できるようです。どちらの場合に関わらず、DIRECT OUTから出力されるOUTPUTレベルはマイクレベル(-30dB、-10dB)になるようです。

XLRのPREAMP OUTとDIRECT OUT両方のバランスアウトはGROUND LIFTスイッチを装備しており、グラウンドループによるハムノイズが発生した場合にLIFTポジションに切り替えることでPIN 1をグラウンドから切り離すことで不要なノイズを解消できるようです。

Rosette DIは外部プロセッサーをインサートできるシリーズ(直列)のエフェクトループを搭載しているようですSENDと記載された1/4″フォンジャックはプリアンプを経由したシグナル送り出し、RETURNと記載された1/4″フォンジャックはバッファーを経由し、MASTERの前のアウトプットステージに入力されるようです。

Rosette DIは、DC9VセンターマイナスのACアダプターで駆動することが可能なようです(消費電流45mA)。DC ジャックに接続すると内部バッテリーは自動的に接続が解除されるようです。また、ACアダプターでの電源供給が出来なくなった場合には、自動的に電池駆動に切り替わるオートスイッチが装備されているようです。

Rosette 300について

Rosette 300は、MESA/BOOGIE初のアコギ用コンボアンプのようです。

Rosette 300は、チャンネル1で丈夫なプロフェッショナル仕様のXLRジャック MICインプットにトランスコンダクタンスインプットステージにペアのデュアルディスクリートトランジスタを採用しているようです。

チャンネル1と2両方には、ポピュラーなアコースティックギターピックアップのインピーダンスに最適化されたインプットステージ回路の1/4″モノラルPICKUPインプットを備えているようです。

ハイインピーダンストランスデューサーは、最適な性能とトーンを得るためにまず最初に考慮されるノイズ電圧への対策を必要とするため、この用途に合わせて電流バイアスがかかった FETインプットステージが選択されたようです。

各チャンネルのインプットには、MUTEとPHASEスイッチが搭載されているようです。そして、チャンネル1のインプットオプションは、インプットの構成を決定するMIC / LINEスイッチによって選択されるようです。

LEDはMUTEとPHASEの選択状態を表示し、赤のペアはチャンネルのミュートをMICインプットの下にある赤いLEDはデフォルトのファンタム電源がONになっていることを表示しているようです。(ファンタム電源以外のマイクには影響ないようです)。そして、青色のLEDが点灯していると、入力信号に対して位相が 180度反転していることを示しているようです。

フロントパネルには、GAINとFX SENDのレベルコントロールがあるようです。GAINは各チャンネルの入力ゲインレベルを調整し、FX SENDは内部エフェクトプロセッサーを通過するシグナルの量または、EXTERNAL EFFECTS LOOPのSENDに送られるシグナルの量を決定するようです。

HI-PASSフィルターは、意図しないEQセクションの過度な使用によりローエンドのフィードバックやトーンの問題が発生したり悪化したりする前にそれらを低減または排除することができるようです。

特に、サイズが大きくよりレゾナンスが発生するギターやアコースティック楽器において、望まないフィードバックを生成する不要な共振や周波数を抑えることができるようです。

4バンドEQセクションは、高音質のレコーディングやライブサウンドのコンソールにも同じシェイピングパワーを提供し、最適化されたINPUT回路とともに、アコースティック楽器を増幅する2つのすばらしいチャンネルストリップを生成するようです。

それぞれ独立したLOWとHIGHのセミパラメトリックMIDバンドは、広範囲の周波数においてコントロールを可能にし、必要に応じて周波数を簡単に重ねることもできるようです。

フロントパネルの右上隅にあるミニLEDインジケーターは、黄色だとパワーセクションのクリッピングとLIMIT回路がアクティブになっていることを知らせるようです。

赤色だと長時間にわたる過度の出力または設定によるアンプのオーバーヒート状態を示すようです。青色だとアンプの電源がONになっていることを表示するようです。

オンボードのエフェクトには、ROOM REVERB、HALL REVERB、REVERB AND CHORUSの3つのエフェクトがあるようです。これらのエフェクトプログラムは、楽器のサウンドに空間的なエンハンスメントを加えるための様々な効果を生み出し、PARAMETERコントロールによって3つのモードのそれぞれで特定のエフェクト機能を調整することが可能なようです。

FX MASTERコントロールは、ドライ信号に対するエフェクトの全体的なミックスを決定し、任意でドライ/ウェット音のブレンドを行うことができるようです。

フロントパネルの一番右下にあるMASTERコントロールは、Rosette 300に搭載されている8インチカスタムネオジウムスピーカー2基を駆動する300Wのパワーセクションからの全体的な出力をコントロールするようです。

電源スイッチと業界標準のIEC AC MAINS電源コードソケットが最初に配置されているようです。Rosette 300は、最適化された内部スピーカーのトータルインピーダンス4Ω負荷によって最大300Wを出力するようです。

HEADPHONE OUTPUTでは、搭載スピーカーの接続にかかわらずアンプのサウンドをヘッドホンでモニタリングすることが可能のようです。Rosette 300のClass Dパワーアンプはスピーカーを接続せずに使用しても100%安全で、ヘッドホン(またはアンプのDIアウトもしくはその両方)を利用してサイレントレコーディングを簡単に行うことができるようです。HEADPHONE OUTPUTは、どんなヘッドホンでも8〜32Ωのインピーダンスで効率よく使用することが可能のようです。

チャンネルMUTE FTSWジャックを使用すれば、チャンネルのミュートをリモートコントロールで行うことが可能になるようです。MUTE FTSWインプットには、チャンネル1MUTEをコントロールするTip端子とチャンネル2MUTEをコントロールするRing端子の構成となっているステレオ (TRS) ジャックが装備されているようです。FX BYPASS FTSWジャックは、モノラル1/4″ケーブルとTip to GroundタイプのON / OFFフットスイッチを使用することで、内蔵エフェクトやFX Loopに接続されている外部エフェクトをバイパスできるようです(それぞれのフットスイッチは別売のオプションとなるようです)。

FX LOOP SEND&RETURNジャックはモノラルジャック仕様で、外部エフェクトプロセッサーやペダルエフェクトをアンプのプリアンプセクションとパワーアンプセクションの間に接続するためのパラレルループインターフェイスとなっているようです。

SEND (アウトプット) とRETURN (インプット) はラインレベルの信号用に最適化されているため、外部プロセッサーは入力レベルと出力レベルを可能な限り同じ信号レベルに設定する必要があるようです。

FX SENDレベルは、フロントパネルの各チャンネルのFX SENDコントロールによって調節することができるようです。FX SENDは、FX RETURNジャックに何も接続されていないときに、追加の1/4″ライン出力として使用することも可能のようです。

AUX INPUTはCDプレーヤー、モバイル機器、ドラムマシン、オーディオの再生や伴奏に使用されるコンピュータやDAWなど、Rosette 300を介して外部音源を接続できるようにするために装備されているようです。この信号経路においては、マスター以外のすべてのコントロールが無効となるため、接続した各デバイス側のボリュームコントロールで楽器とのレベルのバランスを取る必要があるようです。

Rosette 300は幅広い用途に使用できるスタジオクオリティのDIRECT OUTPUTセクションを備えているようです。そして、チャンネル1と2にはPRE/POST EQ、MIC/LINE LEVELとXLRアウトプットがあるようです。

GROUND/PIN 1 LIFTスイッチを装備した3番目のXLRジャックは、POST EQ&POST FXにプリセットされた両方のチャンネルの出力を適切に合算し、MICとLINEレベルの間で切り替えることができるようです。

徹底した機能と思慮深いレイアウトの他にも、すばらしいTONEと、卓越したローノイズ仕様のDIアウトが、Rosette 300を特別なアコースティックアンプの領域へと押し上げているようです。

終わりに

まさかMESA/BOOGIEからアコギ用のプリアンプとコンボアンプが出るとは思いませんでした。楽器屋に入荷したらぜひとも試奏したいと思います。アコギ用のプリアンプとコンボアンプを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。

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