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One Control SRODの4ノブ版の通常モデルと限定モデルが登場

2024年1月3日

左がSROD4Kで、右がSROD4K Japonism

One Controlから、STRAWBERRY RED OVERDRIVE(以下SROD)の4ノブバージョンの「STRAWBERRY RED OVERDRIVE 4K(以下、SROD4K)」とSROD4Kの期間限定生産モデル「STRAWBERRY RED OVER DRIVE 4K Japonism Edition(以下、SROD4K Japonism)」が発売されます。

特徴
  • SROD4KはSRODの4ノブバージョン
  • SROD4Kはギター側のボリュームを絞れば即座にゲインを下げることが可能
  • SROD4Kはローエンドをカット・ブーストできるLOWノブを追加
  • SROD4K Japonismは筐体に浮世絵を描いたSROD4Kの期間限定生産モデル

SROD4Kについて

概要

SROD4Kは、完全なクリーンブーストからローゲインでブルージーなオーバードライブ、迫力あるハードオーバードライブ、強力なディストーションの領域まで、DRIVEノブ1つでコントロールでき、DRIVEを最小に絞れば完全なクリーンブースターとなるようです。

この時、VOLUMEノブで最大+6dBまでのブーストが得られるようです。

そして、一度ゲインを設定すればDRIVEノブを動かさずとも、ギター側のボリュームを絞れば即座にゲインを下げることができ、DRIVEを上げ、ギター側のボリュームを下げた時のクリーンサウンドは、倍音成分が豊かで厚みのあるセンシティブな美しい音色が得られるようです。

また、そのレスポンスによって、ゲインを高く設定してもギターやアンプの特性を最大限に発揮し、ピックアップのセレクトスイッチも積極的に活用することで、音色の持つ表情を豊かに変化させられるようです。

ハイレスポンスでハイダイナミックレンジのオーバードライブペダルは、時に扱いにくい音色になることがあるようです。

しかし、SROD4Kは、ギターサウンドの核を常に失わず、重心の密度が高く芯がぶれない音色のため、ギタリストの操作に対しダイナミックに応えながら、常に扱いやすい音色を出力するようです。

TREBLEとLOW

TREBLEコントロールは、ミッド~トレブルを-3dB~+6dBの範囲でコントロールできるアクティブトーンで、TREBLEを絞った際は70Hz~7KHzの範囲を調整し、TREBLEを高くすれば700Hz~7KHzの範囲を軽くブーストするようです。

この特性によって、倍音成分が強調される煌びやかな歪みから、トレブルをカットした暖かなトーンまで調整でき、どの位置に設定しても極端な音色にはならないようなので、ノブの可変幅を大きく使って詳細に音色を作ることができるようです。

そして、SROD4Kに追加されたLOWノブは、ローエンドをカット・ブーストすることができるようです。

また、SROD4Kは、迫力のあるタイトなローエンドという、ギターアンプに求められる条件を満たしているようですが、組み合わせるギターやアンプ、スピーカーの特性によってローが強く出ていると感じる場合があるようです。

そんな時には、LOWノブを調整することでローエンドアンプに合わせて調整することができるようです。

小型筐体と対応電圧

One Control独自のアルミニウム削り出しによる超小型筐体によって、ペダルボードに設置しても余計な場所を取らず、最小限のスペースに置くことができるようです。

さらに、最小限のサイズながら電池駆動も実現しているようです。

また、アダプター駆動の場合は、9V~18Vまでの駆動に対応しているようです。そして、高い電圧で駆動させると、さらに広いダイナミックレンジと立体的な音色を楽しめるようです。

チューブアンプに使用

SROD4Kは、上質のアンプに共通する音色特性を持っているため、チューブアンプに使うことで、アンプの特性をさらに強調し、極上のドライブが得られるようです。

ブリティッシュスタイルのアンプに使用

ブリティッシュスタイルのアンプには、SROD4KのTREBLEレンジがマッチし、アンプのEQセクションの可能性をさらに押し広げるようです。

さらに、音を伸びやかに前に出し、音色の解像度も高まるようです。

特に、スタックアンプの場合、アンプ側のゲインを上げると音が潰れがちになることもあるようですが、SROD4Kでゲインをプッシュし、アンプ側のゲインを上げ過ぎないようにすることで、同等のゲインでも高い解像度の音色が得られるようです。

また、LOWコントロールも効果的に作用し、音色のバランスを調整できるようです。

アメリカンスタイルのアンプに使用

アメリカンスタイルのアンプには、アンプの持つブライトな輝きを失うこと無く、ゲインを上げてアンプをプッシュすることができるようです。

こういったアンプの場合、時にトレブルが強くなる傾向があるようですが、SROD4KのTREBLEコントロールでトーンバランスを適切に設定することができるようです。

また、アメリカンスタイルのクラシックアンプではなかなか作ることのできない、音が強くまとまったディストーションサウンドも、SROD4Kにならば簡単に実現できるようです。

モダンなハイゲインアンプに使用

モダンなハイゲインアンプと組み合わせても最高の働きをするようです。

アンプ自体が強く歪むのでオーバードライブなど必要ないと思われるかもしれませんが、SROD4Kの持つベースレスポンスとLOWコントロール、およびTREBLEコントロールを組み合わせることで、より高解像度な音色が得られるようです。

また、SROD4Kのゲインとアンプのゲインを組み合わせれば、アンプ側のゲインを少し下げて飽和しすぎる音色を抑えてもハイゲインな迫力を維持し、さらに音を前へ前へと押し進めるようです。

トランジスタアンプに使用

本当に上質なギターアンプに求められる特性は、真空管でもトランジスタでも変わることはないようです。

例えアンプ側がその特性から外れていても、SROD4Kの持つ上質なギターアンプに共通する音色特性を活用することで、通常は熟練者にしか作ることのできないような、アンプとギターの限界を引き出すトーンを得ることができるようです。

特に、大きめのスピーカーを搭載したトランジスタアンプであれば、大出力アンプと大型キャビネットを組み合わせたような、高い突進力と質量を感じられるような音色となるようです。

そして、SROD4K特有のコンプレッションが、トランジスタアンプにもチューブアンプのような特性を与えるようです。

さらに、18Vアダプタで駆動させることで、元来のトランジスタアンプでは考えられないほど立体的で奥行きのあるドライブサウンドが得られるようです。

SROD4K Japonismについて

One Control STRAWBERRY RED OVER DRIVE 4K Japonism Edition

SROD4K Japonismは、筐体に、世界で知られる日本文化の1つの浮世絵を描いた期間限定生産モデルのようです。

そして、アルミ削り出しの現代的な筐体だからこそ映える日本の魅力を足元に置いて楽しめるようです。

また、筐体以外はSROD4Kと同じようです。

まとめ

  • SROD4KはSRODの4ノブバージョン
  • SROD4Kはギター側のボリュームを絞れば即座にゲインを下げることが可能
  • SROD4Kはローエンドをカット・ブーストできるLOWノブを追加
  • SROD4K Japonismは筐体に浮世絵を描いたSROD4Kの期間限定生産モデル

One Controlから、SRODの4ノブバージョンのSROD4KとSROD4Kの期間限定生産モデルのSROD4K Japonismが出ますね。

SRODを探している人は、検討してみてはいかがでしょうか。

SROD4Kについてはこちらを参照してください。

紹介したペダルの一覧